孤高の猫ミーちゃん

ミーちゃんはひなとこはくの母猫である。

小さい頃から変わらない童顔の可愛いミケちゃん。

お隣Tさんといつの日からか「ミーちゃん！」と呼ぶようになり本名になった。

 

 

私がここ茨城・水戸に来た数年後に生まれ、兄猫と２匹で近くを走りまわっていた。

２００３年頃だと思うから、かれこれ９歳くらい。そんな歳なんだ！

 

 

ミーちゃんの母親は子供を置いてどこかへ行ってしまい、いつの間にか兄猫もいなくなっていた。

その後ひなの父親だと思われるグレちゃんと出会いいつも寄り添っていた。

大切な存在なのか、ごはんをあげると必ず先にグレに食べさせるのには驚いたものだ。

いまどきこんな人間の女性もいないと思う。

 

 

 

グレは人間に慣れていないくせに、ぼーっと私の近くまで歩いてきたと思ったら

ビクッ！と私の存在にびっくりして逃げるような変な子だった。

ひなの顔と性格とグレーの毛並みはグレそっくりだ。

 

４年前。５歳くらいの時

 

ひな達が生まれる前年にもミーちゃんはオスメスの２匹を出産し

メスの方はTさんのお姉さん宅にもらわれていった。

オスの子はというと…

乳離れした頃ミーちゃんは恋人のグレにお熱をあげ

子猫に「あっちいけ！シャー！」と威嚇したが子猫は母恋しさについて行き

それを見かねたTさんが家に迎え入れたというわけ。

茶々丸君と命名され、いまだに人間に慣れない。そういう遺伝子なんだな…。

 

　　　 

更地にしているショベルカーの運転席にいた(笑)

 

ミーちゃんは避妊手術してリリースしてからもグレと一緒にいたが

そのグレもTさんのご主人によると交通事故で死んでしまったらしい。

その後仲良しだったちゃっかり丸君は猫エイズと白血病のダブル感染で死んでしまった。

 

ミーちゃんが産んだ５匹の子らはすべてもらわれ、自分の恋人も友達も失い、

今ではひとりぼっちのドラマのような猫生を送っているミーちゃん。

でも、Tさんがずっとごはんをあげて面倒を見てくれているし

冬でも暖かく居られるように工夫してくださるので、れっきとしたTさん宅の猫となっている。

それに、唯一Tさん宅の高齢犬もんじろう君が一緒にいてくれる。

もんちゃん、長生きしてよ！

遠くへも行かないので汚れもせず丸々と太っていて歳を感じさせないし

顔つきも本来のノラ猫とはまるで違う。

今まで私には懐かなかったが、Tさんのご主人も亡くなり寂しいのだろう、

この頃は私にも触れさせてくれるようになった。

今はアニやシロや得体の知れない白黒が来るようになって

ミーちゃんが苦手な子ばかりで申し訳ないけど

これからも病気もせず交通事故にも注意して長生きしてほしいと祈るばかり。

 

 

 

 それと、かっこよくてやさしいボーイフレンドができれば万々歳。

 

 

ま、まさかの準々決勝戦へ！

（対戦相手がかなり強敵だったので負けると思っていました…）

そ、そんな手ごわい対戦相手は

【ツレヅレエキゾ・doさんの愛猫ちーたんちゃん！】

面白すぎる…！

猫の変顔ブログトーナメント

 

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