ラブ★コンLOVE (LOVE×3館)

ラブ★コン 大谷×リサの2次創作
(たまに他の漫画もあります)

34.Je suis negative  to.Risa②

2011年12月07日 03時46分30秒 | (連載)最初のキス最後の恋
♪ピンポーン
      わんわんわん・・

『はーい 今開けるわな わんこうるさいってだまっときっ』

懐かしい大谷のおかんの声にあたしはほっと胸をなでおろした。

『へへ♪こんにちは』
『わっ リサちゃんやんっ。どうしたん?』

『ちょっとNYに行く前に日本に寄ったんで…』
『NYってリサちゃん雲の上の人になってもーたなぁ。』

『そんな事ないです。』
『それより上がって上がって あっちゃん直に帰ってくるから部屋で待ってて』

『はい。お邪魔します。えっとこれお土産 今話題のカタツムリエキスの美容液』
『カタムツリのんおかん欲し買ってん ありがとうリサちゃん』


大谷のおかんに促されるまま大谷の部屋へと上り込んだ
久しぶりの部屋は 懐かしい大谷のにおいがする
その香りが あたしを安心させる。

男の子の部屋というのに整理整頓されたその部屋
本棚には海坊主のライブDVDと教育ランナー(笑)

と…あたしの載ってる雑誌。

机の上には二人で撮った記念写真がしっかり飾ってた。
それ見たらなんかめっちゃうれしくなった。

すぐに帰ってくるとおかんはゆってくれてんけど
1時間たっても2時間たっても大谷は帰ってこんかった。
あたしは用意したクリスマスプレゼントを机に置いて部屋から出た。


『ごめんなさい。あたしもう行きます』
『あと30分だけいや15分だけ あのアホ待ったって…』

『そうしたいけど飛行機の時間があるから…』
『もぉー あのアホ どこ寄り道しとるんやろね。買い食いはあかんってゆうてんのに』

あたしはおかんに挨拶をして駅に向かった。
メールして帰国日知らせといたら大谷は待っててくれたんやろか?
きっと待っててくれたはず 

駅へ到着したとき 見覚えのある背中を見つけた。

『おおた…』名前を呼ぼうとした時 隣にいてた女の子がいきなり大谷に抱きついて…。
その子は大谷の頬にキス…した。

『あっ…』

その子は さっきの…
あたしの方をじっと見つめながらニコっと笑ったのはたしかに川島という子やった
頬にでも大谷にちゅーしてええんはあたしだけ…

嫌や… あたしにそんなん見せんといてつ!

そこからどうやって関空に到着して搭乗手続きをしたのか覚えていない。

♪マジはんぱないメールだぜ

飛行機に乗り込む前に携帯がメール到着を告げた。

<ずっと連絡入れんとごめん。オレ言い過ぎた。
リサプレゼントありがとう。来るんなら連絡してくれたらよかったのに>
あたしは返事せずにそのまま携帯の電源を落とした。

大谷…
あの時 アンリとあたしの写真見たときの気持ちわかった。

ごめん やっぱり好きな人のそんな姿って見るの嫌やんな


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。