投資家の目線

投資家の目線439(フランスのマリ軍事介入)

 次の記事は、ラジオ局の記者が殺害されたことで、フランスがマリ駐留部隊を強化することを伝えている。来年1月までに駐留部隊の規模を1,000人ほどまで削減する予定だったが、予定通りに進むのだろうか?

なぜフランスはマリ駐留部隊を増強するのか? 13/11/10 The New Classic

 アメリカのアフガニスタン駐留部隊よりも数はずいぶん少ないが、フランスはアメリカより規模が小さいので、これでもずいぶんな財政負担であろう。11月8日には、S&Pがフランスの長期ソブリン信用格付けをAA+からAAに一段階引き下げた。ECBの金利引下げは追い風になるものの、格付けの低下はフランスの資金調達コストの上昇につながる。ユーロ圏の大国フランスが財政危機にでもなれば、今までとは違う次元のユーロ危機が訪れるのではないだろうか。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「金融」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事