本年11月に千代田区大手町の大和証券本店が移転する予定だ。しかし、現本店ビルの今後は決まっていないようである。地下に金庫がある関係から、株券が電子化に移行する2009年までは現状維持になるようだと伝えられている(2007年4月23日ゲンダイネット)。
ということは、株券の本券管理がなくなれば地下金庫も不要となり、現行スケジュールからいうと現本店の再開発も1年程度は前倒しできるかもしれない。東京駅周辺で、不動産が1年以上非効率的に利用されるのは機会コストが大きいと考えられる。また、人員の効率的配置も期待できる。本券管理を前倒しで廃止してはどうだろうか。
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