免税店のラオックスが婦人靴卸のオギツを買収する。婦人靴卸の買収は、昨夏の、民事再生手続き中のシンエイの事業に続いて2件目である。
日経MJの記事に「シンエイは破綻時、数十万足もの膨大な在庫を抱えていたという。百貨店との委託販売取引では、売れ残った商品は卸側が引き取らなければならない。売れ行きが悪いから新ブランドを立ち上げ、それがまた不良在庫になる。その悪循環に陥っていた。」(「ラオックス、婦人靴参入の謎、三大卸の2社を傘下に、再生ビジネスに勝算?」2017/09/25 日経MJ)とあった。売れ行きが悪いから新ブランドを立ち上げたシンエイの悪循環の姿は、倉敷芸術科学大学、千葉科学大学の赤字(2015年度、「文書入手! 加計学園 獣医学部新設に教職員から反対意見続出」週刊文春2017/7/27号)を放置しながら、今治に獣医学部を設立する加計学園に似ている。シンエイの事例は、加計学園のビジネスモデルは持続可能なのだろうか?と思わせる。
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