投資家の目線

投資家の目線154(ラオックスの決算)

 5月23日にラオックスの決算が発表された。2008年3月期(連結ベース)売上高589億円で営業赤字55億円、経常赤字51億円、純損失59億円で、2月8日の第3四半期財務・業績の概況での予想(売上高595億円、営業赤字46億円、経常赤字42億円、純損失48億円)より10億円前後損失額が大きい。2009年3月期予想(連結ベース)は売上高611億円で営業赤字9億円、経常赤字5.9億円、純損失5.5億円となっており、「不採算店舗整理などで09年3月期下期からは黒字化を計画」(ロイター2008/5/23)しているという。
http://news.livedoor.com/article/detail/3653353/

 しかし、5月16日の日本経済新聞首都圏面によれば、ヤマダ電機はラオックスが2店舗出店している春日部市にも出店を計画しているようだ。同業他社はラオックスの回復を待ってくれるわけではない。計画通りに業績回復するのだろうか。
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・ソフトバンクが優先株発行の準備を取りやめた。「個人株主から、新株の発行による株価への悪影響などを懸念する声が寄せられ、配慮を余儀なくされたようだ」(NIKKEI NET 2008/5/20)と報道されていた。個人株主の頭脳は洗練されているようだ。少なくとも経済産業省の事務次官よりは。
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