先週、菓子メーカーの不二家で消費期限切れの牛乳を材料としたシュークリームを出荷したことが問題となった。2000年におきた雪印乳業の食中毒事件が思い出される内容だが、不二家は当時の雪印に比べると有利子負債の比率が高く、どちらかというと食中毒事件の後で子会社がBSE騒動に見舞われ、牛肉偽装にまで発展したときのケースの方が近いように思う。モノが余っている時代に消費者は不二家の経営がどうなろうとそれほど困るわけではない。それは当時と変わらない。
12日配信の毎日新聞では、同社埼玉工場には安全管理マニュアルがないと報道されていた。マニュアル頼みになる弊害も確かにあるが、マニュアルまたは指針がないと各人の個別に判断頼みになり、かえって混乱が大きくなる。職人技も悪くないが、それはあくまでもマニュアルの改善に使われたり、マニュアルにある最低限の作業にプラスアルファされたりするべきものだ。操業再開にあたってはしっかりした業務のルール化を望みたい。
1月10日に、みずほ証券と新光証券の合併合意が発表された。現在、八重洲側でも再開発が進んでいるが、新光証券も移転して現本社ビル(常和八重洲ビル)も再開発されるのだろうか?なお、この合併は新光証券(銘柄コード8606)を存続会社とし、名前はみずほ証券となるようだが、みずほインベスターズ証券(銘柄コード8607)と名称も銘柄コードも紛らわしく、誤発注のもとになるのではないか?みずほFGさん何とかして。
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日本テレビの深夜映画「SPY-N」の視聴率は2.3%(関東地区)であった。前週の映画の8位2.9%に比べると、昨年暮れに行った婚約発表の効果はあったとはいえないように思う。がんばっているのは分かるのだが、視聴者は笛吹けど踊らずといった感じだ。
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