投資家の目線

投資家の目線141(ソシエテ・ジェネラルの巨額不正取引事件)

 仏ソシエテ・ジェネラルの巨額不正取引事件で、元トレーダーの単独行為ではなく複数の人物がかかわっていた可能性も報道されていた(ソシエテ・ジェネラルの危機管理委員会の調査報告書は「現時点では共犯の証拠はない」としていた 日本経済新聞朝刊2008/2/22)。

ソシエテ巨額損失、仏当局が関連会社の1人を拘束 NIKKEI NET2008/2/8
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080208AT2M0803M08022008.html

 同事件はまだ捜査の途中のようだが、かつての大和銀行ニューヨーク支店の巨額損失事件について当事者の書いた 「告白」 井口俊英著 ㈱文件t秋発行 を読み返すと、この手の事件はそれほど単純ではない感じはする。
 もっとも大和銀行事件の場合、別件の大和トラスト問題もひどかったようだが・・・。

 なお、日本経済新聞朝刊では5300億円の最終赤字10―12月、不正取引による特別損失は約7800億円(ただし、不正発覚前は含み益2400億円)(2008/2/22)、「ソシエテ、仏郵政傘下と経営統合検討。」(2008/2/19)とも報道されていた。
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・消費税増税が一部報道されていたが、まず政府広報についても費用対効果をきちんとして見極めて欲しいものです。
「読売が紙面で“税金もっとよこせ” 公共紙面広告だけで税金8億円無駄の試算も」 MyNewsJapan
http://news.livedoor.com/article/detail/3522319/
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