投資家の目線

投資家の目線272(新興企業が海外で上場)

 2010年8月22日の日本経済新聞朝刊は、日本のベンチャー企業がアジアの新興市場に上場する動きを報じている。日本の投資家にとって外国市場への投資は敷居が高い。国内上場に比べて情報が少ないかもしれないし(会社四季報などには掲載されるのだろうか)、為替取引にもコストがかかり、外国証券の口座管理料も国内分と別建てのことが多いからである。現地での事業展開を考えているのならば、アジア市場での上場も意味があろう。しかし国内市場だけが対象の企業であれば、現地の投資家に知名度がなく、取引も閑散としたものになるのではないだろうか。

 上場するうえで、十分な考慮が必要だろう。

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・小沢一郎前幹事長が民主党代表選に立候補するようだ。新聞各社の社説は、小沢氏が勝利することに否定的だ。日経、朝日、読売の合同サイト「あらたにす」では、元日本経済新聞社の新聞案内人、池内正人氏が「新聞は世論調査を使う時だ」とまで言っている。小沢首相はマスメディアにとってよっぽど都合が悪いように見える。
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