投資家の目線

投資家の目線429(東京オリンピック)

 2020年の夏季オリンピック開催地が東京に決まった。国立競技場の建替えや、臨海部にも競技場や選手村などハコモノの建設が予定されている。建設会社には朗報であろう。プレスセンターの候補地と言われる築地市場の移転問題も再浮上するだろう。移転候補地と言われる豊洲のガス工場跡地は土壌汚染がひどいと言われているのに、オリンピックを理由に移転を強行するかもしれない。


 また、1964年の東京オリンピック、1972年の札幌オリンピック、1998年の長野オリンピックの後、40年不況、オイルショック、大手金融機関の破綻など不況期に入った。オリンピック前までは景気がよくても、それは過大な投資の結果かもしれない。


 2013/9/7日本経済新聞地方経済面北陸によれば、大韓航空が10月27日~2014年3月29日の間、小松―ソウル便を週1便減便し3便体制にすると報道されている。4~8月の搭乗率が68・4%と前年同期(76・9%)比で大幅に減少しているという。谷本石川県知事は「韓国の人は竹島問題や福島の汚染水について敏感になっている」と語っている。海外からオリンピック観戦客を誘致したいならば、周辺諸国との関係改善や、汚染水など福島原発事故を収束させる対策が必要である。

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