日本の加工食品には、グルタミン酸ナトリウム(MSG)を主成分とするうま味調味料(アミノ酸等)がよく使用されている。しかし、2015年6月にインドでネスレのMSG無添加表示の即席めんからMSGが検出されたことから販売が禁止されるなど、健康への悪影響も指摘されるMSGを危険視するところも多い。
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そんな中で、味噌等のメーカーのハナマルキの社長が「加工食品メーカーはどうしても、うま味調味料の味に頼らざるを得ないところがあります。液体塩こうじがあれば、うま味調味料を使わなくてもいけるんです。」(「ハナマルキ社長花岡俊夫さん―麹で世界へ、食に産業革命、「即席」、味噌から練り直す(トップに聞く)」 2018/5/28 日経MJ)と、うま味調味料ナシの食品加工を提案している。米国生産を開始するヤマキの削り節も天然調味料だ。日本食を広めたければ、MSGに頼らない食品加工が必要だろう。
MSGから作られる「味の素」にとっては、マイナス要因だが…。
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