スティール・パートナーズ
サッポロHDの役員選任はプロクシーファイトの様相になっている。しかし、オリンピックと政治記事にまぎれて、最近は株式市場のことが話題にならなくなってきた。
長崎知事選
長崎県知事選は民主党推薦候補が負けた。長崎県といえば、普天間基地の移設先として検討されている海上自衛隊大村基地がある。それが知事選の隠れた争点だったのではないだろうか?(与党系候補者も反対してはいるが)投票日直前の19日、地元紙の長崎新聞電子版には大村市長が基地機能移設に絶対反対という記事があった。地方は地元紙が強いから影響があるだろう。
海兵隊が沖縄にいるのは安保のためではなく、沖縄はただの前線基地になっているにすぎないようだ。彼らが乗ることになる強襲揚陸艦の母港である佐世保基地近辺に、海兵隊基地を移設するのは理にかなっていた。民主党の小沢幹事長の高速道路建設などに見られる「利益誘導」発言も、それに対する補償の意味ならば理解できる。また、基地機能移設拒否と取れる野党系候補当選の後のフリー記者等との会見で、亀井大臣が「国民の相当数はイカレてしまっている」と嘆くのも分かる。
100223亀井大臣会見1.flv
http://www.youtube.com/iwakamiyasumi#p/a/u/2/1_pG1TeTGLQ
防衛省は文書がないというが、2009年11月15日の琉球新報によれば、米国は「普天間」の移設先が沖縄県外でもかまわないという。記事の中でカート・キャンベル氏(現国務次官補)は、県内移設はあくまでも日本国内の政治的事情としている。
普天間移設非公式協議 98年3月当時、米「県外可能」を伝達 2009年11月15日琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152829-storytopic-53.html
新基地予定地の辺野古沖埋め立ては、付近の土砂以外に沖縄島海岸からダンプカー約340万台分(1,700万立方メートル)の砂をもってくるという、実現性に疑問符がつく計画だ。
ダンプ340万台分の県内海砂で埋立を計画 普天間代替・辺野古アセス 2008年1月14日JANJAN
http://www.news.janjan.jp/area/0801/0801138855/1.php
普天間移設非公式協議の記事に出てくる守屋防衛審議官は、接待事件で東京地検特捜部に逮捕された方ですねえ・・・。薄気味の悪い。
岩上安身氏の「ニュースのトリセツ」も面白い。
http://news.livedoor.com/category/vender/yasumi_iwakami/
雇用政策
フェルプス・コロンビア大学教授は、2月24日の日本経済新聞のインタビューで「新規雇用でなく、今の雇用を維持した企業に減税すべきだ」と答えている。この考え方からすれば、雇用を維持する企業への助成政策は支持されるのではないか?
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