夫のメガネを新調しに行ってきました。
夫はド近眼ということは以前にも書いた。
近眼,乱視,に加えて少々老眼も始まり,
もうメガネなしでは何もできない。
今のメガネの度が進んだわけではないが,
レンズに細かい傷がいっぱいになってきたらしく,
見え方がクリアでないそうなので,新調することにした。
本人はフレームも買い替えるつもりでいたらしい。
しかし,私は,彼が今使っているフレームがとても良いと思っていたので,
レンズだけ換えればいいのにと思っていた。
実際,今のフレームよりも「いい!」と思えるデザインが見当たらず,
結局,レンズだけの交換になった。
30分ほどで仕上がる,とのことだったので,
どこかでお昼でも食べようか,ということになった。
息子のKは今日は模試で学校に行っているので
昼食のために家へ帰る必要もないし。
で,当たり前なのだが,フレームを新しくしてないので,
今かけているメガネを置いていかないと,
メガネ屋さんもレンズを換えられない。
かくして,メガネを着用しない夫と昼食に出かけることになった。
夫は
「アンタ,運転してや。」
と言った。
おー,そうか,いきなり,こういうことになるのね。
夫の車で来ているからなー。
しかし,私は殆ど夫の車を動かしたことがないので,
緊張が走った。
まず,エンジンのかけ方からしてわからない。
スタートのボタンを押すのだ,と言われ,おずおずと押してみる。
そして,シフトに手をかけようとして,手が空を切った。
私の車はコラムシフトなのだが,夫のはそうではないので,
思った場所にシフトがなかったのだ。
んもう,調子狂うわー。
なんとかかんとかして,ようやく車はスタート。
「緊張するわー,緊張するわー」,
と言いながら,わなわなと運転する私に,夫は
「あのな,危なくても,オレ,何にも見えてないから,
『危ない』とも何とも言うてやれんし,自分で判断してな。」
きぇぇぇーーー,ますます緊張するぅーーーー
なんとか,ファミレスに到着。
混んでいて,ちょっと離れた場所の駐車場へ停める。
(もちろん,停めるのも一苦労。)
今日は雨がざんざん降っている。
そんな中を駐車場から歩いていったのだが,
夫が,幼児のように,水たまりへバッシャンバッシャンと入りながら歩く。
「ちょっとちょっと,やめてよねーー」
と言うと
「すまん,見えてないんや。」
と言った。
そ・・・そうか・・・
ド近眼は本当にツライね・・・
料理を決めるのも一苦労。
テーブルの上に置いてあるメニューに
顔面がくっつきそうになるほど近づけてじろじろ見ているさまは,
まるで棟方志功のようであった。
それからも,料理が来るたび,
いちいち顔がくっつきそうになるほどじろじろ見て,
挙動不審なことこの上なかった。
夫は出会った時からずっとメガネ着用なので,
昔のCMのコピーではないが,
「メガネは顔の一部です」
という感じでこちらも接していたので,
ひとたびメガネがないとこんなに不自由なんだなぁ,と
今日あらためて思った。
レンズを交換し,ピカピカのメガネ
(フレーム交換はしてないが,サービスで綺麗にしてくれたらしい)
をかけて,ゴキゲンの夫。
「は~~~~よく見えるわぁ~~~~~」
とご満悦。
そりゃあ良かったねぇ。
それにしても,メガネがないと,何もかも私の手助けなしには動けない夫。
ということは,何か言うことをきかせたい時には,
メガネを隠してしまえばいいわけだな,
と良からぬことを考え,一人ほくそ笑む鬼嫁あさひなのでした。
夫はド近眼ということは以前にも書いた。
近眼,乱視,に加えて少々老眼も始まり,
もうメガネなしでは何もできない。
今のメガネの度が進んだわけではないが,
レンズに細かい傷がいっぱいになってきたらしく,
見え方がクリアでないそうなので,新調することにした。
本人はフレームも買い替えるつもりでいたらしい。
しかし,私は,彼が今使っているフレームがとても良いと思っていたので,
レンズだけ換えればいいのにと思っていた。
実際,今のフレームよりも「いい!」と思えるデザインが見当たらず,
結局,レンズだけの交換になった。
30分ほどで仕上がる,とのことだったので,
どこかでお昼でも食べようか,ということになった。
息子のKは今日は模試で学校に行っているので
昼食のために家へ帰る必要もないし。
で,当たり前なのだが,フレームを新しくしてないので,
今かけているメガネを置いていかないと,
メガネ屋さんもレンズを換えられない。
かくして,メガネを着用しない夫と昼食に出かけることになった。
夫は
「アンタ,運転してや。」
と言った。
おー,そうか,いきなり,こういうことになるのね。
夫の車で来ているからなー。
しかし,私は殆ど夫の車を動かしたことがないので,
緊張が走った。
まず,エンジンのかけ方からしてわからない。
スタートのボタンを押すのだ,と言われ,おずおずと押してみる。
そして,シフトに手をかけようとして,手が空を切った。
私の車はコラムシフトなのだが,夫のはそうではないので,
思った場所にシフトがなかったのだ。
んもう,調子狂うわー。
なんとかかんとかして,ようやく車はスタート。
「緊張するわー,緊張するわー」,
と言いながら,わなわなと運転する私に,夫は
「あのな,危なくても,オレ,何にも見えてないから,
『危ない』とも何とも言うてやれんし,自分で判断してな。」
きぇぇぇーーー,ますます緊張するぅーーーー
なんとか,ファミレスに到着。
混んでいて,ちょっと離れた場所の駐車場へ停める。
(もちろん,停めるのも一苦労。)
今日は雨がざんざん降っている。
そんな中を駐車場から歩いていったのだが,
夫が,幼児のように,水たまりへバッシャンバッシャンと入りながら歩く。
「ちょっとちょっと,やめてよねーー」
と言うと
「すまん,見えてないんや。」
と言った。
そ・・・そうか・・・
ド近眼は本当にツライね・・・
料理を決めるのも一苦労。
テーブルの上に置いてあるメニューに
顔面がくっつきそうになるほど近づけてじろじろ見ているさまは,
まるで棟方志功のようであった。
それからも,料理が来るたび,
いちいち顔がくっつきそうになるほどじろじろ見て,
挙動不審なことこの上なかった。
夫は出会った時からずっとメガネ着用なので,
昔のCMのコピーではないが,
「メガネは顔の一部です」
という感じでこちらも接していたので,
ひとたびメガネがないとこんなに不自由なんだなぁ,と
今日あらためて思った。
レンズを交換し,ピカピカのメガネ
(フレーム交換はしてないが,サービスで綺麗にしてくれたらしい)
をかけて,ゴキゲンの夫。
「は~~~~よく見えるわぁ~~~~~」
とご満悦。
そりゃあ良かったねぇ。
それにしても,メガネがないと,何もかも私の手助けなしには動けない夫。
ということは,何か言うことをきかせたい時には,
メガネを隠してしまえばいいわけだな,
と良からぬことを考え,一人ほくそ笑む鬼嫁あさひなのでした。