静かな雨だ。
昨日、散歩の途中で買ってきたお花を植えるつもりだったのに・・・
少し、ふくらはぎの痛みも残っているし、雨を幸いに休息日。
テレビのチャンネルを回すと、以前にも見たことのある映画をやっていた
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「ドライビング・MISS・ディジー」 1989年のアメリカ映画。
ジェシカ・タンディとワタクシの好きなモーガン・フリーマンが出演。
忘れていたシーンが多い。
私の記憶が不確かになってきたことを痛感。
アフリカ系の運転手ホークと元教師の裕福なユダヤ系未亡人ディジーのお話しだ。
舞台は1948年、アメリカ南部。
人種差別問題など考えさせられることが各所に織り交ぜてある。
自分で運転していて事故を起こした70歳のディジー。
息子プーリーは、母親の車の運転手として60歳のホークを雇う。
反発しながらも、次第に運転手ホークを受け入れていくディジー。
偏屈なほど頑固なディジーと運転手ホークとの軽妙な会話が楽しい。
次第に心を通わせていくのだ。
年月が流れて、ある朝、ディジーはボケて混乱に陥る。
優しくなだめるホーク。
落ち着いたディジーはホークの手をとり、言う。
「あなたは私のお友達よ」と。
ホークはプーリーに連れられて、老人ホームに入ったデイジーを訪ねる。
プーリーは心優しい人物だ。
運転手を引退したホークに、いまだに給料を払っているのだった。
息子を追いやり、ホークに嬉しそうに問いかけるディジー、
「ホーク、元気?」と。
「何とかやっていくのが人生です」とホーク。
現在の私共夫婦に向けられた言葉のようだと、心にしみた。
ディジーがホークにケーキを食べさせてもらう場面でThe end。
暖かいものが心に残る映画だった。
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昨日の散歩途中の花
マリーゴールドと日々草が咲き乱れていました