ふきの指定席

終生 のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

母が編んだセーターを娘に引き継ぎました

2014-12-03 00:05:23 | のほほんの記
形見として所持していた 母が編んだ手編みのセーターのほとんどを
娘に引き継ぎました
すべて40年から25年ほど前の物です 
もっと古いのもあるかもしれません
なかには娘が赤ちゃんの時のおくるみもあります
息子も数枚ジイジのお下がりのセーターを引き継いでくれています
娘は自分が生きている限りは 大切に持っているからと言ってくれました
母の魂が一世紀息づいてくれると どんなに嬉しいことでしょう
母が編んだセーターは芸術の域に達していると思うからです
デザインがシンプルなので 古さを感じることはありません
この頃手編みのセーターも 若者に戻ってきているみたいですね
「バアバってすごいね これ私着るよ」と娘が
私も今冬着るつもりでいます
もう30年以上も愛用しているセーターです

母の手編みのセーターとは別に 一枚大切に保管してきたセーターがあります
25歳の時アイルランドで購入したアラン編みのセーターです
当時日本円で3万円以上した記憶があります 
これと父親にアラン編みの帽子も購入しました
大枚をはたいて買ってもいいと思うほど 心にぐっと入ってくるセーターでした
大切に持ち帰りましたが 一度も袖を通したことはありません
母親に 義理を感じていたからです
人生で着るニットは母の手編みだけと心に決めていますので

我が人生で一度だけ買ってしまったセーター
このセーターの思いも 娘に引き継ぎました
何か爽やかな想いに包まれています



せまいニャァ~  読んで頂きありがとうございます
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