とくれば、やはり恐ろしいのが、
毎年30万人もの人が襲われる
「熱中症」と言われています。
この夏はそれに加え、
新型コロナウイルスが
沈静化されていないのです。
自分は元気だから大丈夫、
と思いきや、
まさかの新事実!
体の水分がそもそも足りていない、
いわば「ドライボディ」状態の人が、
400~800万人もいることが分かったと言うのです。
ドライボディがやっかいなのは、
水を飲んでも、
体の水分不足が解消されにくく、
本人に自覚はほとんどない、
放っておくと血液がドロドロに、
チョットした暑さに対応できずに、
一気に重度の熱中症になる危険があるのです。
このドライボディから抜け出し、
暑さに強い体を作るカギは筋肉。
筋肉は
、体に水分を蓄えるタンクの働きをしていて、
筋肉が多い人ほど、
水分の余裕があって熱中症になりにくいのです。
また意外なことに、
食が細い人も、
食べ物から取り込まれる水分が少ない分、
熱中症の予備軍とも言われているのです!
暑さによって体がダメージを受けてしまう熱中症。
暑さに強い体のポイントとなるのは「体の中の水分の量」です。
実は人間の体の中で、
最も大量の水分を持っているのが筋肉。
体重60kgの成人男性では、
約15kg~20kgもの水分が筋肉に蓄えられています。
筋肉が少ない人は少しの暑さでも脱水状態になりやすく、
水を飲んでも貯めておくことが出来にくいそうです。
筋肉が大きく減ったお年寄りの場合、
カラダの中の水分が5kg~10kgも減ってしまっている場合もあります。
次の項目で、
体の中の水分量が不足しているかもしれない可能性がありますので、
目安にしてください。
- 口の中、脇の下が乾いている。
- 便秘気味である。
- 手の甲をつねると3秒以上跡が残る。
- 最近急に体重が落ちた。
熱中症の効果的な予防法は、
体に筋肉が少ない人でも、
体の中の水分を常に一杯にしておく事を心がけることで
熱中症の予防をすることができます。
そのためのポイントは2つです。
①十分な水分と塩分の摂取を心がけ、暑い環境を避ける。
こまめな水分補給で常に体の水分タンクを一杯にしておく一方、
涼しい環境にいることで、
水分が汗として失われるのを防ぐことが重要です。
年齢が上がるにつれ、
のどの渇きや暑さを感じにくくなるので、
時間を決めて水分をとる、
早めにクーラーをつけるなどの対策をおすすめします。
- 食事をしっかり摂り、
減った分の水分をきちんと摂る。
一日に約1リットルもの水分を、「食べ物」から摂取しています。
食事を一回抜くと、
コップ2杯分の水分をとらなかったのと同じ計算になります。
夏場でも食事はしっかり食べる事を心がける、
食事が少なくなった分は意識して水分をとる事をおすすめします。
暑さに強い体を作るトレーニングについては、
ただ、
お年寄りや体力に不安のある方などは、
決して無理をせず、
具合が悪くなった場合は速やかに中止してください。
効率よく筋肉を増やす方法としてのインタバル速歩があります。
・ややきつめの速歩を3分間行ったら、
ゆっくり歩きを3分間、
そのあとまた速歩3分、
というように、
ゆっくり歩きと速歩を交互に繰り返します。
・終わってから30分以内に、
コップ1杯の牛乳を飲む。
最初は1日15分くらいから始め、
最終的には1週間で速歩の時間が合計60分になるのを目標にしてください。
1日に3分の速歩を5回 ×週4回
牛乳でなくても、乳タンパクを含むヨーグルトやチーズでもかまいません。
夏場に無理をすると熱中症になってしまう可能性があります。
気温が25度を超える場合は運動を避け、
涼しい朝夕の時間などに行ってください。
夏場に外で速歩をするのが難しい場合、
室内でも同様の効果を挙げることができるのが楽々スクワットです。
・ゆっくりとした動きで、すこしきついくらいのスクワットを行う。
足腰、膝などが悪い場合は無理をしないでください。
転倒には十分に注意し、
つらい場合は机や椅子に手をついて行ってください。
朝夕、10回ずつ行うことを目標にして下さい。
10回出来ない場合は筋肉不足の可能性があります。
インターバル速歩と同じく、
運動後は牛乳を飲むと効果的です。
無理をすると熱中症になってしまう可能性があります。
気温が25度を超えない室内で行ってください。
足裏をトントンとタッピングして
足の甲をなぜるようにラビングして血行をよくしましょう。