自宅で簡単にできる嚥下運動で予防してみましょう。
顔や首、口周辺のマッサージ⇒
時間のある時やお風呂に入って筋肉が柔らかくなっている時などに、
指や手の甲でやさしくマッサージすることで、
筋肉の緊張を和らげます。
何よりも自分が気持ちいいのが魅力的です。
家族にやってもらっても良いですね。
肩や首のストレッチ⇒
両手を上げたり下げたり、
首を傾ける、
回すといったストレッチをすることで、
飲み込みに必要な筋肉が鍛えられるほか、
誤って食べ物が気管に入ってしまった際に、
外に出す力をアップします。
口言葉や、4つの音を繰り返し言ってみる。⇒
お孫さんがいる方は、
一緒に早口言葉を言ってみたり、
口を大きく動かしながら
『ぱたから・ぱたから・ぱたから』のように
音を繰り返したりすることが、
噛む時や飲み込みに必要な
口の動き筋肉の動きをスムーズにする練習になります。
口の体操⇒
鏡を見ながら
顔を大げさに動かしてみたり、
変な顔をしてみたりすることで、
自然と噛むときに必要な筋肉を鍛えられます。
歌を歌う⇒
日常的に歌を歌っている方は、
それだけで誤嚥予防になっています。
歌うことで腹筋が鍛えられ、
食べ物が気管に入り込んだ時に
外に出す力が高まります。
慣れ親しんだ曲や家族との思い出の曲、
子供の頃に歌った懐かしの曲など、
思い出して歌ったり、
歌詞を読んだりすることも、
嚥下訓練になり、
それ以外の介護予防の役割も果たします。
継続は力なりとは
昔からよく言ったもので、
頑張り過ぎず、
毎日継続することが大事です。
嚥下機能のアップや
誤嚥の予防や
これからの介護予防効果などに
期待しましょう。