昔はすんなりこなせた運動ができなくなった!
チョットした家事でも疲れを感じるようになった!
普段の生活の端々で体力の曲がり角を感じやすくなるのは
男女ともに50代とも言われています。
身体的には、
筋肉の“力”と“量”が低下するのと同時に、
肺胞の表面積減少などによって肺機能も低下するようです。
心肺機能が低下することで、
体に酸素を効率よくいきわたらせることが難しくなり、
階段でしばしば息切れするようになったり、
疲れやすくなるだけでなく、
生活習慣病にもつながってくるのです。
こうした“体力の曲がり角”を上手に曲がるためには、
当たり前ですけど体を動かすことに尽きます。
スポーツに興じることだけが、
体を動かすことではないんですよ。
ふだんの通勤や買い物でも
「少しだけ早歩きしてみる」
「エスカレーターを使わない」という心がけがあれば、
無理しなくても立派な運動になります。
加えて、筋力と心肺機能を高めるランジというエクササイズも取りいれてみるのもいいでしょう。
エクササイズ『ランジ』
Step1⇒両足を肩幅よりやや広めに開いた後、
片足を大きく前に踏み出します。
Step2⇒体の垂直を保ちながらゆっくりとしゃがみます。
前足の膝がつま先より前に出ないように心がけて90度に曲げ、
再び元の姿勢に戻します。
最初は片足づつ10回×2セットを目安に、辛かったら5回×2から始めてもいいですね。
「ランジ」は、
大臀筋と大腿四頭筋という、
体の中でもとりわけ大きな筋肉の部位を鍛えることができます。
大きな筋肉を鍛えることで、
より効率的に基礎代謝がアップして太りにくい体となり、
同時に心肺機能を高めることにもつながります。
また、座った姿勢のエクササイズよりも“バランスを取る”ことが要求されますので、
高齢者の方にとっても転倒予防トレーニングとして有効と思います。
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