Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

NY Brooklyn 地区のSANDY被災状況(11月2日)

2012-11-05 13:06:34 | 生き甲斐

【コメントいただきました方へ】

コメント欄でも記載しましたが、念のためこちらにも追記しておきます。

因みにコレ↓はNYのRED CROSS URLです。

http://www.nyredcross.org/

 

〈QUOTE〉

URLは、こちらです。↓

http://newsroom.redcross.org/

Newsですので、毎日のように記事の内容が更新されているようです。
どのような活動がなされたか、事細かく報告されています。

ここから寄付できると思いますが
もしまだ問題あれば、お手数ですがまたコメントいただければと思います。

よろしくお願いいたします。

〈UNQUOTE〉

 

 

 

11月2日早朝

Philadelphiaの空港近くにあるHotelを出発し

JFKに向かったときの状況についてご報告します。

 

I-95(Interstate)及びNJ Turnpikeは ほぼ被害なし

(途中のS.A.は閉鎖しているところもありましたが、道路は完全に復旧していました)

NYに近づくにつれ 電光掲示板に 11月3日+は Strictly Enforcedの表示がなされていました。

 

NJ Turnpike北向きからのJFK側へのルート(Staten島経由)である Exit 13付近

NJからStaten 島に渡る Gotham Bridgeも特に渋滞もせずに通過できました。

 

Staten 島内のExitは、場所によって閉鎖されていて

またパトカーが注意喚起の回転灯を目立たせながら数箇所で停車していましたが

特に渋滞は発生しておらず  Staten島からBrooklynに渡る Verrazono Brgも

普段よりむしろガラガラの感じで通行できました。

 

 

Brooklynに入り Belt Pwyを通行していると 

道路には軍関係の車両 空には軍の輸送ヘリ 海には巡視船が目立ち始めました。 

 

Exit 6Sで Belt Pkwyを下りて Surf Ave.を走ってみると

ショベルカーで道路の表面の砂を取り除いた跡が見られるものの

一帯が完全に停電している様子で 信号も真っ暗なまま

 

ほとんど人影は見当たらず いたるところにパトカーと警官の姿ばかりが目立つように

フェンスにたまったゴミの高さから Storm Surgeによる高潮の規模が想像できました。

 

↓ は 海岸に面した表通りのSurf Ave.から一筋奥に入ったMermaid Ave.

ほぼ全ての路地に警官が立って警戒していました。

(停電で住民のほとんどが避難しているため、防犯のために配備されている模様)

道路わきに停車している全ての車は 潮に使って動かなくなってしまったよう。

 こlの周辺だけでも数百台が埃を被ったまま放置されていました。

 

商店の並ぶ辺りは、すでに住民達の手で瓦礫を運び出していました。

 

 

Coney IslandのBeachの遊歩道 West 10th St.

普段は、ウッドデッキの散策路も 大量の砂が堆積しています。

NJのAtlantic City周辺は、同じようなアミューズメントパークや

遊歩道が高潮で壊滅的打撃を受けたのに比べると

Coney Islandはまだ修復はし易い印象でした。

昔から、映画によく登場する Coney Islandのアミューズメントパーク

当然のことながら人影はなく 静まり返っていました。

 

Ocean Pkwyには除去された砂が未だ山積みになっているものの

被災後、まだ二日しかたってないのに、ほぼ路面は復旧していて、その迅速な対応に驚かされます。

(アメリカには積雪時の除雪車が山ほどあり、慣れているからかもしれませんが)

 

地下鉄の高架下(ブライトンビーチ駅付近)も

停電しているため警官が交通整理していました。

 

 

 

高架下には地下鉄が停まっているため、通勤のためのバスを待つ人々で溢れていました。 

 

写真には残してありませんでしたが

Long IsloandのJFKより東南(Long Beach方面等)は

Pkwyから下りて一般道となるのですが

そこでは、警察車両はじめ、電気や水道他の復旧工事にあたる車両が

道を埋め尽くしていて

一般車両は、到底入り込めるような状況ではありませんでした。

 Coney Islandの比ではない被害下にあるものと想像されました。

 

 

東日本大震災での津波の被害と比較すると

まづ、今回のSandyは、カリブ海で発生した頃からNewsで事前に注意喚起がなされ

NYCでは、このBrooklyn周辺は Zone Aとして早くから避難勧告が出されていたこと、

また、高潮が防潮堤を乗越えて水が侵入してしまったものの

津波のような勢いはなく、建物も人的にも被害が最小に抑えられたように思われました。

 

 

日本の場合

たとえ町が壊滅状態になっても、暴動や略奪が発生するようなことはありませんが、

残念なことに、アメリカの特に低所得者層の人々が多く暮らす地域では

災害の発生時に治安が悪化してしまうようで、数々の事件がNewsでも報道されていましたが

なによりも停電となった地域では、各ブロック毎に複数の警官を置くほど

警戒しないといけない光景を目の当たりにして

容易に災害復興支援ボランティア活動もできない気がしました。

 

取り急ぎ 以上SANDY関連の追加報告まで


Comments (2)    この記事についてブログを書く
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ブログ主)
2012-11-06 12:40:14
こねこねさん
コメントありがとうございました。
たしかに東日本大震災の時の赤十字の対応には、残念ながらちょっぴり不満を持っちゃいましたよね。
私も、地元(奈良)の避難者支援のグループにも参加させてもらっているのですが
(現在は、不在が重なり幽霊会員となってしまいましたが)
ほぼ身体ひとつで避難してこられた方々に、県営住宅があてがわれたものの、ほぼ布団以外何もないような状態が続き、電化製品を求めてスタッフがとても苦労していたのを思い出します。
あまりにも甚大な被害で対応ができなかったと理解はしてましたが。。。

前置きが長くなってしまいましたが、アメリカの赤十字の動きを注視して、またお問合せに関する情報が入ったらお知らせしたいと思っています。

賛同していただける方からのコメント、心より感謝申し上げます。
返信する
Unknown (こねこね)
2012-11-05 23:33:40
はじめまして!サンディの募金について調べていたら、辿り着きました。

情報がなかなか入って来なくて、アメリカのトモダチ作戦の恩返しがしたいのに・・・って思って東北から何か出来ないか模索していた所だったのでありがたいです。

ただ、赤十字だと、東北の震災の際に、義援金の分配が遅かったり偏ってたりという印象を受けてしまっていたので、アメリカではどうなのだろう?とよく周りから質問を受けてしまいました。
サイトをみると、どのように分配する。という記載がないような気がしました。

もし、今後そういう情報が入るようでしたら、教えて頂けないでしょうか?
私も、無論頑張って探しますので!(といっても私英語がさっぱり出来ない人なのですが・・・)

一先ず情報ありがとうございます!本当に助かりました!
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