Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

万年浦島太郎【後悔先に立たず】を痛感させられた旅の備忘録

2024-11-12 14:56:05 | 日記

 

約一月前の10月中旬

伊勢湾フェリーの蒲郡航路実証実験の乗船と

豊橋の戦後の歴史的建造物”水上ビル”の老舗居酒屋”カク一”他

忘年会の下見を兼ねて旅した時に

 

これまた前々から気になってた元養鰻場の直売鰻を試食がてら買って帰ってみたところ

これがまた超美味

 

すっかり虜になってしまい

早速文化の日の三連休を使って

まだ訪れてみたかった居酒屋と

食料品の買い出しに出掛けようとホテルを探すと

 

何故かまたまた超高額設定で

普段なら7ー8,000円で泊まれるホテルが20,000円弱

 

いつもの安宿が最後の一室だけ残っていたので

すかさず予約を入れようとすると

何故か『システム障害』で受け付けてくれず

 

やり直してみると、既に”空室なし”(要するにクリック遅れ)

 

仕方なく、何かイベントでもあるのかなと検索してみると

11月2日(土)に”炎の祭典”なる手筒花火の催しが見つかり



 

ガックリ

 

それなら仕方ないなと翌週に順延したのですが

今度はホテルから確保しようと宿泊サイトを開いてみると

特に目立ったイベントはなさそうなのに

またまた土曜日は普段の倍以上

 

ABホテルごときがなんと土曜日は17,800円 

 

 

全く同じ部屋が平日なら7,200円

 

 

田原のABは、もっとひどくて

土曜日が21,000円 

 

土曜日だったからなのか、秋の行楽シーズンだったからなのか

もう待てないな 

と金曜日に休みを取って

11月8日(金)の朝

 

名古屋方面への奈良公園向きは

朝9時までは県庁や市役所の通勤ラッシュで大渋滞するのでと

9時半に家を出たところ

 

まだ阪奈道路が大渋滞

よくよく考えたら紅葉の季節は奈良観光のハイシーズンで

あれこれと迂回路を探してようやく名阪国道、東名阪、湾岸線、国道23号バイパスを抜けて

蒲郡ICを下りれたのは13:00過ぎ

 



 

13:30 ようやく豊川のメガモールにできた”あんかけスパ”の新店舗に到着

いつもの”バイキング(チキンカツとミニソーセージ)”鉄板Lサイズを注文したのですが

粉チーズを口頭で伝えると

タッチパネルで操作しろと面倒臭そうにあしらわれ

その上、あんの味もどうにも昔とは異なり

”空腹は最高のスパイス”の筈なのに全く美味しく感じられず

期待を裏切られてガッカリ

以前は本店で食べてたのですが

この店もTVで紹介されてから全国から客が訪れるようになって

昼時ともなると大行列でウンザリしてしまい

 

その上、どうやらオーナーも代替わりして経営方針も変わった感じで

何十年も働いてた熟練のオバチャンウエイトレスも定年になったのか

それ以外の顔馴染みのスッタフも居なくなり

まだ20代そこそこの若いスタッフだらけ

 

それなりにテキパキと働いているのですが

愛想もなくまるでロボットを相手にしているような感覚

 

今時はどこに行ってもこんななのかなぁ

 

その後、両親が眠る墓に手を合わせてから

今回の旅で一番楽しみにしていた居酒屋を開店時から訪れるために

ホテルにチェックインして荷物を放り込み

 

その居酒屋の”口コミ”を調べてみると

『人気のお店なので事前に予約した方がいい』とあったので

16時半に電話して予約を入れ

期待に胸膨らませながら

時間調整しながらお店に向かいました。

 

豊橋駅の西口は、東海道新幹線ができて改札口もできたのですが

長年”裏側”の存在で怪しげな戦後のバラック時代から残る

少し怪しげな飲み屋(たぶん売春とかも残ってた)街だったのですが
最近は、”わんぱく通り”と呼ばれる若者にも人気のグルメ通りになってるんです。

豊橋駅には、南北に走る線路の両端にそれぞれ古い跨線橋があって

実は、この跨線橋のおかげで 

たしか東海道新幹線では三つしかない地上にある駅のひとつなんです。

(品川と米原がその残りで、その他はみんな高架駅)

元々は1930年に伊勢電気鉄道の宮川を渡るための鉄橋だったのが

1942年に鉄道が廃止されて橋梁も不要となったのですが

大部分は近鉄名古屋本線の揖斐川、木曽川、立田川に転用され

その一部が豊橋にも転用されたもので

以前は、この高架下にも古い飲み屋(座布団売春してる店だったとか)が並んでいたのですが

支柱の耐震補強工事をした時に全て撤去されちゃいました。

 

そうこう想い出探ししながら時間潰しして17:00に店に到着

喜び勇んで暖簾をくぐり

とりあえず瓶ビールを注文

 

オススメの1000円セットを注文して

店内を眺めてみると酒も肴も凝ったメニューだらけ

いや~、最高だなぁと喜びながら

四種の利き酒セットを飲んでから

お刺身の盛り合わせ、焼き鳥とツクネの串焼き

 

そしてこの日のマスターのオススメの鳥ハムで

 

よし、焼酎を飲もうとボトルで注文

続けてとろとろレバーと砂肝の串

砂肝はさておき、レバーは最高に美味しかった~

そして鯵フライを頼み、マスターと常連さんとの会話を楽しんでいたのですが・・・

そこそこ酔いが回ってきた頃

常連らしき女性客(たぶん50前くらい?)が来店し

カウンターの中でマスターのヘルプとフロア係の同じような年頃スタッフ2名との会話が聞こえ

 

なにやらつまらない世間のネタ(マスゴミに踊らされたデマ)を大声で

話だしたのに我慢ができなくなって

つい焼酎を注いでは飲み続け

 

とうとう空になってしまい

堪忍袋の緒が切れて『くだらない馬鹿な話ばっかするな』と大説教

 

すると、マスターにとっては大切な店のスタッフと常連の方が大切なんでしょう

こちらが咎められてすっかり興醒め

 

浦島太郎なので

三河人はそんなミーハーで薄っぺらい人間じゃない筈だぞ‼️

と怒りが収まらず

 

仕方なく清算して店を出て

前回気に入った居酒屋に向かってみると

既に時刻は9時半を過ぎていて「もう閉店です」と告げられてしまい

(10時閉店なので)

 

それならお酒はもういいやと

〆のラーメンが食べたくなって、いつもの裏駅の町中華に向かうも

同じく「すみませんもう閉店です」とのことで
また表駅に戻り

餃子の王将でタンメンと餃子でお腹を満たしてから

 

すっかり泥酔状態でホテルに戻ったものの

この辺りから記憶が定かではなくなってしまい

 

気がついたら服を着たままでベッドに横になってました。(深夜2時ごろ)

 

記憶が無くなる状態まで泥酔するなんて

ほぼ67年間の生涯で片手も経験無かったのですが

 

この時ばかりは大後悔

 

とても素敵な居酒屋だったのに

もう行けなくなっちゃったなぁ と大反省

 

実は、つい最近、団塊の世代のマスターが脳塞栓になってしまったらしく

営業は週にたった二日の金曜日と土曜日だけ

 

よくよく考えたら店内のポップも全て女性のもので

あの女性スタッフが書いたんだろうなと気づき

 

あれだけ毒づいちゃったら”出禁”で当然だし

何よりこちらの言動で不快な思いをさせてしまったと思うと

もう暖簾を潜るのも遠慮しなきゃダメだよなぁ。。。

 

その後も、その時のことを思い出し頭を抱えて溜息ばかり

 

『覆水盆に返らず』な事をしてしまいました。。。

 

そんな出来事もあり

用事を済ませて家に帰ろうと

 

チェックアウト時間ギリギリまでホテルで酔いを醒ましてから

牛丼屋で朝ごはんを食べ

小学校同級生の女子の職場でカレンダーを渡してから

田原城跡の近くにある異母姉の墓参をすませ

鰻をたっぷり買い込んでから

実家に立ち寄って焼きたて鰻を渡しほんの少しだけ雑談してから

小学校同級生の家に立ち寄ってカレンダーを投函し

御年たしか93歳になる小学校高学年時代の恩師のお宅に立ち寄って

カレンダーを手渡すと

とても嬉しそうだったので

「先生、それではまた年末に同級生の有志を連れてご挨拶に伺わせていただきますね」と伝えると

ご夫婦で「是非お願いします。楽しみに待ってます。」と笑顔で答えられ

年末に再訪する楽しみができました。

 

 

その後、城下町時代からの東海道脇の魚町にあるスーパーで生鰹と

豊橋名産のちくわ屋でオデンネタを土産用に買い

8月上旬に断食センターから戻ってからも

朝は茶粥、昼もお茶漬けと粗食で体重を維持しているため

老舗の佃煮屋にも立ち寄り

 

その後、この日は何故か口が”うどん”になってたので

老舗のうどん屋に向かうと駐車場が満車で諦め

 

帰り道にどこかで入ったらいいやと思っていたのですが

どうにも近場で見つからず午後2時近くとなってお腹ペコペコ

 

ようやく一軒のうどん屋がみつかり

最初は、味噌煮込みうどんを食べるつもりだったのに

ついガッツリのカキフライ丼のセットを注文しちゃいました。

 

その後、またまた国道23号線バイパスで帰ろうと蒲郡に向かい

IC近くのG.Sでガソリンを満タンにして(なんとリッター159円なんですよ)

 

豊明ICから湾岸線、東名阪、亀山から名阪国道をひた走り

早く家に着けたらいいなと西名阪で帰ろうと思っていた矢先

 

福住ICを過ぎたところで

”事故 福住~天理東 7キロ渋滞”との表示にガックリ

 

福住の前だったら下道で帰れたのにと、

地団駄を踏みたい気分でしたが

名阪国道の名所(?)魔のオメガカーブの難所で

とうとう抜けるのに1時間以上かかってしまいました。

 

今回の旅は 距離にして約500km 時間にして34時間弱

 

今回のお買い物は

伊賀上野のギュートラ(伊勢志摩のスーパーマーケット)で

のりの佃煮

豊橋 魚町の佃煮屋 濱金であさりとしじみの佃煮3種

生鰹

そして会社の社員さんと我が家でワケワケのお土産

 

そして焼きたて鰻(白焼きと蒲焼)を各3尾と

 

真空パックを各4尾

 

 

つい最近、薬師寺の近くにできたチェーンの鰻屋が安いと耳にして

それまでは年に一度食べるか食べないか程度だった鰻を

月イチから隔月くらいで食べていたのですが



 

 

正直に打ち明けると

価格は上うな重(一匹分)2,800円

上白焼膳(一匹分)2,800円

でも他と比べてリーズナブルで良いなと思いつつ

蒲焼のタレがどうにも安っぽいのと

国産鰻が売りだけど 泥抜きが足りないのか

臭みを感じていたものの

それくらいは我慢しなきゃいけないかなと思っていたのですが

 

 

今回みつけたこの元養鰻場のうなぎは

サイズも大きくて肉厚で臭みは皆無なうえに

タレも尾を引く美味さで

白焼き(一匹)1,800円

蒲焼き(一匹)1,900円

 

食べてる間じゅう『美味しいねぇ』と何度も呟いてしまい

食べ終わってからもまだ食べたいほど尾を引く美味さで

この値段だったらもっとちょくちょく食べたいなと

保存のきく真空パックを買い込んでしまった次第です。

 

店のまわしものではありませんが

コンビニ後払いや代引き、銀行振り込みもあるので

興味あれば一度ご賞味してみてくださいね。


 

さて、それにしても返す返すも、我が身の愚かな所業で

楽しみにしていた居酒屋に金輪際訪れられない

とても残念な結果となってしまい大反省

 

酒に飲まれるようなっちゃあダメですよねぇ

 

そんな失敗を忘れないように

備忘録として残しておきたいと思います。

 


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 故桜井研次さんを偲びながら... | TOP | これもある種の終活?(古い... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 日記