80歳になる義母は、まだまだ現役ドライバー。
昼間だけですが、毎日のボランティア活動や買い物に車を使っています。
先日、家を出るときにちょっと慌てて、出入り口の門に車をこすったようで、
酷く気落ちしていました。
年寄りがギズだらけの車に乗っているのはみっともないと、
カミさんが修理するよう話し、見積もりを取ったところ、16万円也。
15年物の軽自動車に16万円の修理代はもったいないと修理をあきらめ
ていましたが、
これも親孝行と、DIYで直してみることにしました。
車種はホンダライフBJ5、カラーナンバーはNH716Mと分かりましたので、
ヤフオクでリアドアを探したら、6,500円で落札、たまたま近くの出品者で
直接手渡しで送料もかからず調達できました。
ドアは、ボルト5本とカプラー1つを外せば、楽々交換。
特にチリ合わせも必要なしで、色も違和感無しでした。
フェンダーアーチの擦り傷は、パテの成型と塗装で補修します。
塗料はカラーナンバーで特注色をネット注文、3,250円也。
パテとプラサフ、上塗りのクリアー、パーツクリーナーをホームセンターで準備します。
深くはありませんが、まあまあの傷です。
大きな凹みは、ハスラーのデントリペアでも活躍したプーリングツールで
なるべく引っ張り出しておきます。
粗出しができたら、パテ付ができるよう下地を出していきます。
パテもいろいろ迷いましたが、厚付け用パテをチョイス。
寒い時期なので完全乾燥のため、おばぁちゃんにこのまま1週間、車に乗ってもらいました。
1週間後パテが乾いたら、水研ぎしていきます。
プラサフを吹きます。
サフを800#で研いで均しと足付けします。
パーツクリーナーで脱脂をしっかりやって、いよいよ色を入れていきます。
寒い時期なので、スプレー缶をお湯で温めながらしっかり振って、
あわてず焦らず、バラ吹きから数回スプレーします。
写真では少し境目が出ていますが、このあともうひと吹きしてボカシています。
最後に境目が目立たないようクリアーを吹いて、
乾いてから、コンパウンドで艶出しして完了です。
おばあちゃんも、えらく喜んでくれました。
先月から仕事でも色々大変なことがあり、
今回の親孝行DIYはひたすら無心になってアドレナリンが分泌し、
ストレスから解放される楽しいひと時でした。
あなたの町のリペア屋さん、で、開業できる腕前なのでは?
素晴らしい仕上がりです。
こんばんは。いいね!とコメントありがとうございます。
お褒め頂き、とても励みになります。
私の苦手は、お金儲けかもしれません。
お金があれば、プロに頼めばいいですよね。
あと4年弱で還暦を迎え、リタイヤした後のことを考えるようになりました。
うちには田んぼも畑もないので、何かライフワークを見つけたいと思っています。
昭和のネオクラッシックカーのレストアなんか
できたらいいなぁと思ってます。