にらログ

いいにらとは何なのかということを日々探索するにら専業農家のブログ。

我がハレの日

2011-04-02 20:04:17 | つり
 今日は出荷がない。8時ごろハウスを開ける。全て全開。苗床と泉3に30分灌水する。

 本日はどうも穏やかな日のようだ。嫁に出漁の許可を得る。快諾!さあ久しぶりに行くぞ。今日は様子見なのでとりあえずキス。駄目ならタコのパターンだ。
 タコ取り用に鍬も積んだ。我が故郷の海までここから約1時間。堤防道路ができたので早くなった。途中には馬鈴薯の芽出しやら新玉ねぎをひいているとことかがあってなんとなくほほえましい。

 千々石の吉岡釣具店で砂虫を400円購入。今日は久しぶりに人がたくさん出たそうだ。
釣開始は12時。幼少より勝手知ったる投げ釣り場。案の定誰もいません。まあちょっと潮が引きすぎているからだが。
 1投目、23cm。2投目、23cm。この二匹で後が続かない。予想通りなので場所を変えてタコ取りへ。あまりとった形跡がない。浜にはひとりしかいません。
 ほとんど貸切ですぐにタコ穴で2匹ゲット。しかし3匹目の穴に鍬をつっこんで押し上げたら柄が折れてしまった。しかたがないので鍬なしでやってみるが今年のタコは型がいいので穴が硬いところに深く潜っていて残念ながら、素手ではギブアップ。

 餌はまだ残っているのでタコ取り場の近くの砂浜を投げて見ることにした。ここで釣ったことはないのだがよさそうな感じはする。たまに根がかり、後はフグばかり。やっぱり駄目かなと思ったら大きなアタリ。送りこんで合わせると23cm。その後も21cmを一匹追加して納竿。

 ちょうど嫁一人分。うまかったらしい。タコは下茹で終了。明日煮つけになる。鍬さえ折れなければらくらく10匹は捕ったろうに。でもまだ海草もないし、水温も低いからこれからいいのではないか。新規ポイントの開拓もできたしリフレッシュもできたから本日はこれで良しとすべし。
 
 クーラーに付けたロッドスタンドも機動力アップのためのウエストバッグもうまくいった。モバイル性が以前より断然向上したのだ。キスの接岸が遅れているならばまだチヌもいけるかもしれない。帰り道に考えたのだ。東日本大震災のようなことがあった遊びも仕事もできなくなってしまう。悔いを残さぬためにも仕事や遊びも思いついたことはとりあえずやってみておこうと。

 嫁よ、楽しい休日をありがとう。次はもっとたくさん釣ってくるから、また行かせて下さい。お願いします。
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あきれた話

2011-04-02 07:14:31 | 雑記
 東北の被災された方のブログを以前から読んでいて、その方は津波で沖に避難中でもブログを更新されてて、今も家がなくなった中避難所住まいで画像付きの記事を書かれている。それによるとなんといまだに食料が十分ではない。地震から3週間程経つのに。
 いったい行政は何をしている。報道は。風評被害がとかばっかり言ってる場合ではない。一部の特殊なものが足らないというならまだしも、食料がとは。情けない。
 地域の行政はこんなときこそ身を粉にして働くのだ。こういう時にこそ流石役場の人と言われなければ、いつもちんたら働いていることの埋め合わせができないではないか。
 うちの地域だけはよそと違ってきちんと対応できてますよと言えるように今頑張らなければ、あとあとあの時は全然だめだったねと一生言われてしまうのだ。

 縁故採用と自分たちが使いやすいようなゆとり世代の自分の意見をはっきり持っていないようなものばかり採用してきたつけが回ってきたのか。あの競争を勝ち抜いてきた団塊の世代がいないと駄目なのか。災害時にこそ地域行政の存在意義が一番問われる。度重なる台風や大雨の時にそう思った。

 今回は未曽有の震災なのだ。ここで地域行政が踏ん張らなければ被災した人たちは何を頼りにするというのだ。野菜の出荷制限とかは後で保証すればいいことだし、暴落すれば結局採算が取れないからということで廃棄したり鋤き込んだりするのが野菜の宿命なのだ。また播いて育てればいいだけだ。やり直しはできる。がしかし、困った時にさっと助けてくれなかった行政に対する不信感はなかなかとれない。

 とにかくこの段階で避難所の一般的な物資が不足してるということは許されない。今からでもいいからあわててどの避難所にも平等に物資を届けてほしい。今年の僕の納める税金はこういうことに使ってください。お願いします。
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