にらログ

いいにらとは何なのかということを日々探索するにら専業農家のブログ。

リベンジ?

2011-04-16 19:11:05 | つり
 本日は出荷がない。8時ごろハウスを開けに行くと堆肥置き場に松本君がいた。早い。
驚いたが、今日はいないのでとタイヤショベルの鍵を渡しておく。

 

 とりあえずざっと押しておく。あとはプロにお任せで。

 曇天というより視界が悪いといった空模様だがハウスは全開に。さあこれから出漁許可をもらったので我が故郷の海へタコとキス捕りに出発。
 今日は鍬も直したし完璧だと思ってまずキス釣り。一投目でキス。あと珍しく鯵がきた。しかしその後続かず。瀬の先の方へ移動しようとスパイクブーツを過信して海草の生えた岩の上を歩いていると、滑ってしまってお尻まで海に浸かってしまった。
 久しぶりに海に落ちた。こんな時に限って着替えを持ってきていない。がしかし、そのうち乾くだろうと気にしないで、今度はタコ取りへ。さすがに鍬があると楽楽だとあっという間に5匹捕るがここでまた鍬の柄が折れる。
 だが今日はひるまない。意地でも10匹は捕らねばと頑張った。

 

 結果は13匹。石で4匹。穴で9匹。タコのみでやればたぶん30ぐらいはいける。僕の記録は高校生の時の75匹。でも近くの先輩は105匹捕ったのだ。
 浜の降り口に孫を二人連れたおばあちゃんがいたのでタコを1匹進呈する。昔はもらってうれしかったのだが今はあげて喜んでる自分がいた。僕もすっかり大人になったんだなあ。

 一応タコは捕ったから帰ろうかと思ったがエサが残っているので試しに今まで釣ったことのないポイントで投げてみた。

 

 結果は18~23cmを9匹。エサが切れて終了。ツ抜けならず。が、この新ポイントは今後有望だ。今まで釣れなかった干潮時から上げで釣れるのだ。ちょっと感動。これで一日中投げ釣りできる。ありがたい。
 最近の釣りはデータ収集の意味合いが強いため釣果にはさほどこだわりがない。たまにしか釣りに行けないとなればついつい実績ポイントや得意の釣り分野ばかりになってしまいがちだが、それでは今後の発展がない。とにかくいろいろ釣ってと嫁においしいものを供給しないと出漁の許可が下りない。
 釣った魚を食べるようになって、季節によって魚の味が変わるというのを知ったらしい。正直いって劇的な位違うのだ。だからこの時期はこれ、そしてこれとという風に捕っていくのだ。生き物の命を奪うのだからせめておいしく頂かなければ。喜んで食べてもらって成仏するのだ。タコもパートのおばちゃんたちに配った。もう成仏していることだろう。御馳走様。落ちて濡れたが海に感謝だ。今日もほんとにありがとう。

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする