またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

読んでから感想を言うのが筋ってもんで

2009-09-10 07:53:53 | 
「君、時というものは
 それぞれの人間によって
 それぞれの速さで走るものなのだよ」 byウィリアム・シェークスピア




本を読む… というよりか、言葉を読むというのは好きなあっしです。
街の色が緑から変わり始めると、テレビでは挙って「○○の秋」と言い始める。
あっしはまぁ、年がら年中本を読んでいるので、そんなんどうでもええわって
思うのですが、今日はあっしが好きな作家を紹介したいと思います。

あっしの本棚のスペースを埋めている文字は「辻仁成」という文字だ。

読んだキッカケは覚えていないが、文庫本になった作品は9割方読んでいる。

作風は恋愛ものや音楽系がありますが、たーだ、ほとんどオチがなんじゃそりゃ!
で終わってしまうのが多い。
謎で盛り上げて盛り上げて↑↑ 期待はずれのラストページ。。。

しかし、あっしはそのことを楽しんでいます。
どうせ、こんな終わり方だろうなと思いながら読んでいるときに
やってくる奇跡のどんでん返しがたまにあるからだ。
長編になればなるほど、オチのハラハラ感がたまらなく
「なんだよ、このオチ」って言うのもそれまた一興です。

「アンチノイズ」と「グラスウールの城」は音楽好きにはもってこいの作品です。
そのほか、初めての推理小説「オキーフの恋人 オズワルドの追憶」は久し振りにやられたぁ~って作品です。こんなんズルイっすよという展開です。

辻仁成の作品が読みたい方は貸し出します♪

電車に揺られながら、本を読む、寝るなんてもったいない
つか、この話自身のオチもイマイチだ。