またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

【打ち上げ船、「震災遺構」か解体か 気仙沼市で賛否】とのこと

2013-02-07 08:19:50 | 震災関係
今日は時間がなくて、新聞のコピペになってすみません。

日経からの記事です。

【打ち上げ船、「震災遺構」か解体か 気仙沼市で賛否】

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0600R_W3A200C1CR0000/

宮城県気仙沼市で、東日本大震災の津波で海から約800メートル内陸に打ち上げられた大型漁船「第18共徳丸」の保存を巡り、市民の賛否が分かれている。惨事の教訓を後世に伝えようと、市は震災遺構として残したい意向だが、解体を求める声は多い。保存する費用も巨額で、前途は多難だ。

 「あの船で家が壊された。鎮魂の対象としてふさわしいのか」。市が昨年末に開いた地区住民の集会。保存に対し「悲劇を伝えるのに必要」など賛成の声があった一方で、反対意見も相次いだ。

 共徳丸は全長約60メートル。同市のJR鹿折唐桑駅そばに打ち上げられ、周囲が更地のため異彩を放つ。花を手向けるボランティアや訪問客も多い。

 市はこの集会で、保存案として(1)東京ドームのように覆う(2)高い樹木を植えて囲む――の2パターンを提示。併設の資料館と合わせ、整備費用は小規模でも(1)は9億~10億円、(2)は4億~6億円との試算を示した。

 「整備費用の大半は政府で負担するのが条件」。担当者はこう述べ、運営費の市負担は年1千万円が限界とも話した。

 地元自治会が地区住民に実施したアンケートでは、回答した50人のうち「解体すべきだ」が39人。「保存すべきだ」は3人にとどまった。

 市は船を所有する福島県いわき市の水産会社「儀助漁業」から船体を借り、そのままにしているが、同社は「住民が反対している」と市に解体を要請した。柳内克之社長は「建物と違い、船は鉄の塊で劣化が早く、後世まで保存できない。所有者として責任ある行動を取りたい」と話す。

 船がある土地の地権者は5人。そのうちの1人で、写真店経営の佐川真一さん(58)は「結論を早く決めてもらわないと、復興に向けて動き出せない」と困惑する。

 市が船体を借りている契約期限は3月末まで。菅原茂市長は「年度末が保存か解体か判断する一つの目安だ。市としては保存の可能性を追求したい」と話している。

CGで残すってのもありかもしれませんね。