軽井沢の御膳水

「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」でアフタヌーンティーを楽しんだ後は、軽井沢をお散歩しました。
軽井沢は、別荘地の森の中をお散歩するのが好きです。
日光が遮られるため、真夏でも快適に歩けるのです。
森の中まで来ればハイシーズンでもそんなに混んでいません。

今回はホテル鹿島ノ森の敷地内にある御膳水を見てきました。



旧軽銀座から１５分くらい歩くと、こんな看板があります。
ホテルの敷地内ですが、御膳水は見学していいよとのこと。

では、お言葉に甘えて・・・



敷地内に入ると、もう別世界。
静かな森が広がっています。



そして、こちらが御膳水。
岩の間から水が湧いています。
こちらの水は明治天皇が軽井沢宿で昼食をとられた際に御膳水として使用されたそうです。



詳しい説明書きもあります。
明治天皇巡幸の際には様々なものが整備されたそうで、横川から軽井沢に至る碓氷峠の旧道もそのときのもの。
あの峠道、うねうねとカーブが多く高低差はあまりありませんよね。
あれは馬車で登れるようにするためなのだとか。
馬車規格なのですね。
江戸時代に使われていた峠道は直登ルートだから距離は短いですものね。



さて、この御膳水ですがどこにつながっているかというと、雲場池です。
雲場池の水源がこの御膳水ということになります。

涼しげな水の音を聞きながら歩ける夏におすすめのお散歩コースです。