現在の日本の公定休日は15日あります。
元旦・成人の日・建国記念日・春分の日・昭和の日・憲法記念日・
みどりの日・こどもの日・海の日・敬老の日・秋分の日・体育の日・
文化の日・勤労感謝の日・天皇誕生日がありますが、
この中でも、意外に知られていない由来をご紹介。
新年初日は元旦
新年を迎え、年神様を迎えて1年の豊作を祈る日です。
「古事記」、「日本書紀」(記紀)による最初の天皇・神武天皇が即位した日を、
現在の暦に置き換えると、2月11日。この日が建国記念日です。
俗に言う「お彼岸」は、3月の春分の日と9月の秋分の日。
前後3日間を含む1週間を「お彼岸」といいます。
季節の変わり目で、よく「暑さ寒さも彼岸まで」といわれますよね。
仏教には祖先崇拝の思想なく、日本古来の風習が仏教に結びついたと考えられます。
戦前までは「春季(秋季)皇霊祭」と呼ばれ、宮中では皇室の祖霊を祭る皇霊祭が行われ、
天地・八百万の神々をまつる神殿祭が行われます。
なのでみんなお墓参りするんです。
昭和の日は4月29日。
在位64年と歴代最長となった昭和天皇の誕生日です。
改正祝日法により、2007年より「みどりの日」から「昭和の日」と変りました。
今の日本国憲法は、昭和21年11月3日に公布されました。
でも憲法記念日は5月3日。
憲法の施行日なんです。
大日本帝国憲法は明治22年2月11日に公布されました。
2月11日は明治天皇の誕生日(=明治節)なんです。
この日は文化の日ですね。
5月5日は菖蒲を飾って邪気を払う。
「尚武」や「勝負」につながり、勇壮な男の子の祝いとされ、こどもの日になったのです。
7月20日、明治天皇が東北巡幸のあと、青森から船に乗り、函館を経由して、
横浜港に着かれたということから海の日です。
10月10日は東京オリンピックの開会式が行われたことから、
体育の日。
宮中で行われる新嘗祭(にいなめさい)。
その年に取れた新米を神に献饌(お供え)し、
神より供されたものとして天皇が食べるという儀式ですが、
本来は旧暦の「11月下卯の日」で、新暦でいえば12月下旬頃。
ところが明治6(1873)年に採用された新暦の「11月の下卯の日」が、
11月23日だったため、それ以後そのまま固定されてしまいました。
この日が勤労感謝の日。
あなたは知ってましたか?