桃太郎-大吉備津彦墓-

2014-06-03 12:31:36 | 歴史あるトコ-岡山

孝霊天皇の第3皇子・彦五十狭芹彦命(ひこいさせりびこのみこと)

崇神天皇の時代、北陸・東海・西道・丹波に派遣された四道将軍の一人です。

 

またの名前を吉備津彦命(きびつひこのみこと)といい、

西道に派遣された将軍です。

 

 

鬼ノ城に住む温羅という鬼を、犬飼健(いぬかいたける)、

楽々森彦(ささもりひこ)、留玉臣(とめたまおみ)の3人の家来と共に倒し、

吉備津神社の釜の下に封じたとされています。

これが現在に伝わる「桃太郎伝説」の元です。

 

 

その吉備津彦命の墓は、岡山県岡山市北区にある

中山茶臼山古墳が宮内庁により比定されています。

 

約××年ぶりの再訪です。

 

 

初訪時、車道があるとは思わず、麓の吉備津神社に車を停め、

ここまで歩いてきました。

 

その後に続くのは・・・・

階段!!

 

えっ、こんなんやった?と頭を傾げながら、

ゼイゼイと登ります。

 

階段を登りきると、開けた場所に出て、左手に見えてきます。

 

 

 彦五十狭芹彦命(吉備津命)は倭迹迹日百襲媛命の同母姉弟。

倭迹迹日百襲媛命は・・・というと卑弥呼と考えられる人です。

 

山上の尾根を切断して築造された全長120mの前方後円墳で、

後円部が前方部より広いらしい。


崇神天皇陵に比定されている行燈山古墳(あんどんやまこふん)と2:1の相似形らしい。




帰りの階段で、初訪時の記憶が徐々に思い出され、

よく考えれば、初めての宮内庁陵墓はココだったな・・・・と。





一度、行ってみて

岡山市北区吉備津  中山茶臼山古墳





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