兵庫県宝塚市にある
紫雲山中山寺
真言宗中山寺派大本山で、本尊は十一面観音。
西国三十三所第24番札所でもあります。
聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場であるといわれ、
明治天皇の生母・中山一位局(中山慶子)が安産を祈願したお寺ということで、
明治天皇勅願所となり、安産の寺としても知られています。
この日は七五三の御参りで、すごい人!!
でも・・・・今回は、お寺の記事ではなく、古墳です!!
中山寺の境内にあるんです。
「白鳥塚古墳」
中山寺にあることから、「中山寺古墳」ともいわれています。
「石の唐櫃(からと)」として、昔から名所だったようです。
被葬者は不明ですが、寺伝では、
仲哀天皇の先后である大中姫の墓とされています。
安置されている家形石棺の形態から、7世紀初めのものと考えられます。
つまり、聖徳太子によって冠位十二階が定められた時代・・・・
時代が合いません・・・・。
仲哀天皇の実在性も怪しいと言われてますし、
その息子・忍熊皇子が亡くなったのが瀬田川(今の淀川)。
そして石棺とも時期が合わない・・・・
で、考えられるのは、聖徳太子が大中姫とその息子・忍熊皇子の霊を、
中山寺に祀ったという伝承から、「大中姫の墓」となったのでは・・・・・・ということです。
たぶん、被葬者はこの辺りの豪族の墳墓と考えられます。
まぁ、簡単にいえば・・・・・
分からんもんは分からん。伝承でしかないよ。
・・・・・ということですね。
それにしても、キレイに着飾った七五三のお参りの団体の中、
古墳を目指して進む私って、すごく違和感あった。
ポリポリ(。;´Å`)9ウーン…
一度、行ってみて
兵庫県宝塚市 白鳥塚古墳