目的が違うけど・・・-白鳥塚古墳-

2013-10-28 21:16:13 | 歴史あるトコ-兵庫

兵庫県宝塚市にある

紫雲山中山寺

真言宗中山寺派大本山で、本尊は十一面観音。

西国三十三所第24番札所でもあります。

 

聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場であるといわれ、

明治天皇の生母・中山一位局(中山慶子)が安産を祈願したお寺ということで、

明治天皇勅願所となり、安産の寺としても知られています。

この日は七五三の御参りで、すごい人!!



でも・・・・今回は、お寺の記事ではなく、古墳です!!



中山寺の境内にあるんです。

「白鳥塚古墳」

中山寺にあることから、「中山寺古墳」ともいわれています。

「石の唐櫃(からと)」として、昔から名所だったようです。


被葬者は不明ですが、寺伝では、

仲哀天皇の先后である大中姫の墓とされています。

安置されている家形石棺の形態から、7世紀初めのものと考えられます。

つまり、聖徳太子によって冠位十二階が定められた時代・・・・

時代が合いません・・・・。

 

仲哀天皇の実在性も怪しいと言われてますし、

その息子・忍熊皇子が亡くなったのが瀬田川(今の淀川)。

そして石棺とも時期が合わない・・・・


で、考えられるのは、聖徳太子が大中姫とその息子・忍熊皇子の霊を、

中山寺に祀ったという伝承から、「大中姫の墓」となったのでは・・・・・・ということです。

たぶん、被葬者はこの辺りの豪族の墳墓と考えられます。

 

まぁ、簡単にいえば・・・・・

分からんもんは分からん。伝承でしかないよ。

・・・・・ということですね。

 


それにしても、キレイに着飾った七五三のお参りの団体の中、

古墳を目指して進む私って、すごく違和感あった。

ポリポリ(。;´Å`)9ウーン…

 

 

 

 一度、行ってみて

兵庫県宝塚市 白鳥塚古墳

 



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