古墳・・・・人に言わせれば、それは「墓」
しかし古代史、考古学ファンのとっては大好物!
どこが楽しいの?とよく言われます。
私流の「古墳の楽しみ方」をご紹介します。
ただし夏場の古墳巡りは、おすすめしません。(私はしてますが・・・)
虫・爬虫類に遭遇します!!
1-墳丘の形を観察しよう!
墳丘の形はいろいろあります。(形に関しては→こちらを)
大型古墳は全貌が見えません。
特に宮内庁管轄の古墳は森にしか見えませんし、柵があり、楽しめませんが・・・。
ほとんどの古墳には説明板があり、そこに墳丘の形が書かれています。
「三段構築の方墳」とか・・・。
2-羨道・石室・石棺を見よう!
古墳によっては、石室が封鎖されていたり、制限されていたりします。
開口部が開いていたら、儲けものです!
開口部から羨道、石室の大きさを実感ください。
そして石棺が安置されていれば、その大きさからどどのように安置されたか、想像できます。
3-墳丘に登ろう!
墳丘に登れる古墳なら、迷わず登りましょう。
頂上から墳丘の形がはっきり分かるはずです。
古墳によっては、頂上部分の封土が流失し、石室の上部の石が出ていたり、
「この下に石室があります」とパネルが付けられていたりします。
4-復元古墳で当時の状態を見ましょう!
完全な復元古墳は、葺き石や埴輪までもが復元されています。
中には、古墳の半分-復元、半分-現状というものもあります。
当時の生活様式を埴輪からみる事もできます。
5-史跡公園を活用しよう!
古墳は全国にあります。
中には「史跡公園」として、広く市民に開放しているところもあります。
藪の中に踏み込んだり、足を滑らせる危険もありません。
まずは史跡公園に散歩がてら行くのもいいでしょう。
6-博物館・文化財センター・併設されている資料館に行こう!
出土物は調査・保存のため、文化財センターや博物館で保存・展示されています。
最初に行くのもOK!今から行く古墳の情報を取得できます。
行ったあとで行くのも楽しみです。
行った後、あそこでこれが!って気持ちになり、また古墳に行きたくなります。
7-被葬者を考えよう!
被葬者が不明な場合がほとんどです。
築造年代、場所で「●●説」が生まれます。
宮内庁陵墓に関しては、考古学的な築造年代と矛盾していたりします。
●●説があれば、その人物についてググってみましょう。
あなたもこれで、歴史好きになってしまいますから・・・・
一度、試してみて・・・・。