ありえません!-入鹿の首塚-

2013-05-29 20:44:29 | 歴史あるトコ-奈良

645年、奈良・飛鳥板蓋宮の大極殿で、

時の権力者・蘇我入鹿は皇極天皇の目の前で、暗殺されました。

大化の改新の始まり、乙巳の変(いっしのへん)です。

 

佐伯子麻呂と葛城稚犬養網田によって切り殺された入鹿の遺体は、

大雨の中、庭に投げ出され、障子で覆いをかけられたとか。

 

飛鳥寺の西門跡の側に、入鹿首塚と伝えられる五輪塔が建っています。

実は・・・・・・

板蓋宮で斬られた首がココまで飛んできた!

という伝承があるんですが・・・・・


ムリがあるって分かるくらい、

離れてるんです!

いつもウロウロするときに使用する地図ですが、黒丸のトコですね。

ありえんでしょ!!

 ァハハハッ(´∀`;≡;´Д`)...。oо○ナイナイ

 

背後の小山は蘇我家の屋敷が立ち並んでいた甘樫丘。

ここは蘇我氏と縁の深い飛鳥寺が建っていたトコ。

入鹿の首かどうかは別として、関連の何かを祀っていたのかも・・・。



まぁ、首が飛んできたのは、ありえんけどね。



一度、行ってみて

奈良県明日香村 入鹿の首塚



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