神戸文化ホールで開かれました。 ヴェルディはオペラを 26作曲しており、1893年 最後のオペラで、喜劇です。
ストーリーはファルスタッフというデブ老人が、金ずるにしようと二人の人妻に、全く同じ内容の恋文を送ります。
二人は激怒し、彼をとっちめる計画を立てます。洗濯籠に隠し、テムズ川に放りこんだりします。
悪漢なのに憎めないキャラクターです。「世の中は皆 冗談」「人は皆道化」と皆で言います。
今までのオペラのようにヒットメロディーもなく、歌い上げるアリアもなく、会話劇のようになり、
音楽は言葉に応じて独唱、合唱もリズムも途切れなく、変化していきます。
20世紀オペラの先駆けとなります。
各役者の歌声に感動し、ベルディのこの時代にはまり、私たちのコーラスの西尾先生を応援して
観劇出来たことの幸せを感じて帰ってきました。