渡岸寺観音堂(向源寺)の十一面観音立像を訪ねてきました。
湖北 北陸本線 高月駅近くです。
姉川の戦い (信長・家康軍 vs 浅井・朝倉 )の戦禍から住職と門徒が土中に埋めて守ったと伝わっています。
今も地元の方々が、携帯電話を 交代でまわして、当番の方が丁寧に説明してくださいます。
長浜城 |
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真田信之の息子の兜 |
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当時の戦いが しのばれました |
向源寺の正面 |
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この特徴ある正面を見て 何人かが 「来たことある」と 言いました。 |
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ヒノキの一木造です。 |
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まず、自分の写真が撮れなかったのが残念です!右側 斜めからが一番美しいでした。 少しだけ見上げる高さでした。
後ろに衣が流れて、片方の足がいまにも前に出て、長い手を差し伸べて下さるような、流れるような 動きを感じました。
後ろからは、細いウエストと衣の流れが、美しいでした。
サムトラケのニケを思い出しました。大きさはちがいますが、衣と羽根が後ろに流れて美しいですね。
日本人の私はこの観音さまにすっかり魅了されてしまいました。 何回もぐるぐるまわりました。
お堂内部の雰囲気や、光のかげんも自然で良かったです。
併せて井上靖の「星と祭」を図書館で借りて読みました。ぜひお勧めです。