あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第5章の7(自知)

2015-12-28 18:14:56 | 老子
以下 http://mage8.com/magetan/roushi05.html より引用

第四十七章

原文
不出戸知天下、不闚牖見天道。其出彌遠、其知彌少。
是以聖人、不行而知、不見而名、不爲而成。

書き下し文
戸を出(い)でずして天下を知り、牖(まど)より闚(うかが)わずして天道を見る。
その出ずることいよいよ遠(とお)ければ、その知ることいよいよ少なし。
ここを以(も)って聖人は行かずして知り、見ずして名(あきら)かにし、為(な)さずして成す。

現代語訳
玄関から出ずに世界の事を知り、窓から外を観ないで自然の摂理を知る。
遠くへ出かければ出かける程に解る事は少なくなって行く。
だから「道」を知った聖人は何処へも行かずに全てを知り、
何も見ずに全てを理解し、何もせずに全てを成し遂げる。

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本当の真理は外にあらず。広大な外の知識でさえ自己を知るためのきっかけに過ぎない。
己を知る者は真理を知る。己に勝つ者は人生に勝つ。全て自己に内在している。