富貴蘭 まほろばいおさんから珍しい実生品種を入手できました
多重交配の選別品種なので成長が楽しみです
さて、実生品種の楽しみ方は交配された品種の特徴を知ることから始まります
富貴蘭事典やホームページなどで、それぞれの特徴を調べます
それらの品種を育てたことがない場合には購入することもあります。比較して楽しむためです。全国大会では女雛の親木となった由緒正しき「鶯宿梅」を分けてもらいました
作出者はそれらの特徴を既知として、新たな品種を生み出すべく狙って実生しているはずです。そのことを想像しながら栽培するのが楽しいのです
また、作出者が予想だにしない芸がまれに現れたりしますので存分に楽しめるというものです
趣味の園芸ます。
3430000鳳泉(ほうせん)((慶泉×鳳凰殿)のセルフ)【風蘭】【月型付け、〓軸、ピンク根、〓花】後暗みの白散斑縞で天葉は白虎で立ち上がる。縞が暗んだ後に白い天葉が目立つようになり、1つで二度の芸を楽しめるという多芸品種。令和元年播種。 2023年6月11日(富貴蘭 まほろばいおさん)。
※慶泉(月型付け、泥軸、泥根、実生)中型の姫葉、白縞に紺散斑。八重衣のセリフ選別品種と慶賀と月殿の実生(韓国のホームページ)の2説あり。「八重衣」の説が有力。
※八重衣(月型付け、泥軸、泥根)中型で襟合わせのやや緩い姫葉、白色の散り斑縞。葉を重ねると地味になりやすいという。
※慶賀(月型付け、薄い泥軸、青根)中型で立ち姫葉、やや後晴ぜの白黄色の散斑縞。
※月殿(月型付け、泥軸、赤根)中型の立ち姫葉。葉先の鋭い露受けを混じえる、出芽萌黄縞で上り、後暗みの青無地となる。
※鳳凰殿(月型付け、泥軸、赤紫)中型で立ち姫葉の羅紗地、白黄のボヤ虎斑。
※「慶泉」についての記載を変更