220802_自民党との癒着
統一教会と自民党との癒着が連日騒がれ始めた。どうやらその主軸が安倍元首
相のようだ。
そんな人の国葬というのはいかがなものか疑問に思う。
たぶんそれを憲法改正につなげようということだろう。
ひとつ疑問なのは統一教会が日本を韓国よりはるかに格下に見ていることだ。
日本人が過去の過ちを反省し、その罪の証として日本の信者に徹底してお金を
貢がせていることだ。その方法は霊感商法とちっともかわらない。
「オレオレ詐欺」は犯罪として厳しく取り締まられているのに、彼らとほとん
ど変わらな集団の悪事が見過ごされているのだ。
その第一の原因が自民党との癒着だ。
今国の権力の中枢には自民党が居座っており、警察権力も右へ倣えというわけ
だ。
現憲法では警察権力は国民の為の存在なのだが、国家権力の犬になってしまっ
ている。
──実は憲法改正されたらこんなことは言えなくなってしまう。戦前のように
牢屋にぶち込まれてしまうだろう。
「なぜ自民党がもっとも汚い相手と手を結んでしまったのか」という疑問が生
じてくる。
それほどやつらの手が巧妙だったのか。
わからない……
韓ドラを見ていても、対人関係は日本人とずいぶん違う。
韓国が「恨みの文化」なのに対し日本は「涙の文化」と言えるからもしれない。
この違いが、……
(恨みの文化)
相手にいじわるをされているときは徹底し我慢し、耐え忍び「いつかは逆の立
場になってやる、というのが恨みの文化だ。
したがってその対立は極端なものになってしまう。
正義であるはずの人が権力によって陥れられるとその末路は悲惨なものになっ
てしまう。
四肢をしばられ、牛によって八つ裂きにされてしまうという刑があったりする。
恨みによって溜め込まれたものの発散は徹底して悪者を追い詰め、相手を殺し
てしまうものだ。
日本のように「まあいいでしょう」というものはない。
「チャングム」なども、実に長いストーリーが復習にあてられ、見ている人は
いつ悪人が崖から転げ落ちるか楽しみにする、という事になってしまう。
(涙の文化)
は、耐え忍ぶところまでは同じだが、結論が違っている。とことん相手を追い
詰め相手が許しを請うたら涙にかえ許してしまうというものだ。
刑事ものドラマでも「ひとこと誤ってくれればそれで気が済むのに」というセ
リフがよく入っている。
たぶん韓国ドラマにはないものだろう。
──つまり、日本の文化が幅があり、別な意味ではいい加減なのだ。敵を手玉
にとって相手を殺してしまえ、と思ってしまう心理に陥る視聴者にとっては不
満で終わってしまう。
そこに巧妙な策士のつけいるスキがある。しかも一度入り込んでしまうと相手
の弱みもちゃんと握ってしまい、助け合う関係を作ってしまう。
多分これが自民党が統一教会を受け入れてしまった原因だろう。癒着が公にな
ればとんでもないスキャンダルになってしまうので、奴らを守らなくてはいけ
なくなってしまったということだろう。うまく陰謀に引っかかってしまった、
のだ。
その結果統一教会の活動は野放しになり、多くの日本人が洗脳の蟻地獄へ落ち
てしまった。彼らは必死に働き貢いでくれる信者を60万人も持っているのだ。