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徒然日記

92年ぶりの快挙!

2014-09-02 16:58:06 | Weblog
現在NYで開催されている、テニスの4大大会(GS)最終戦、全米オープン4回戦で、日本のエース錦織圭が、ライバルのミロシュ・ラオニチ(カナダ)を破って、日本人男子選手としては、92年ぶりの全米ベスト8を決めたとのこと。

今大会錦織は、直前に足の怪我を手術して、全米OPにはほぼぶっつけ本番で臨んだが、3回戦までは順当に勝ち上がってきた。
4回戦の相手は、ウインブルドンで完膚なきまでに叩きつぶされたラオニチ。彼は、屈指のビッグサーバーで、ウインブルドンでも200km/hを超えるビッグサーブを次々と繰り出し、錦織はなすすべなく敗れている。
元々、芝のサーフェスであるウインブルドンは、球足が速くなることで知られており、ラオニチに限らず、ビッグサーバーには有利な大会。加えて錦織は、身長178cmとテニスプレイヤーの中では小柄な方。それでも、昨年からコーチに就いた、元世界2位のマイケル・チャンの指導の御蔭で、今年に入って好成績を収めているのは周知の通り。

ウインブルドンに比べ、ハードコートである全米は、ビッグサーバーの優位は多少薄れるものの、それでもサーブが速いことは有利であることは間違いない。何しろ、テニスではサービスゲームの方が圧倒的に有利であるのだから。
今回の錦織は、ウインブルドンでの反省を生かして、ラオニチのサーブにしっかりアジャストしてきたと見られ、ノータッチでのエースはほとんどなくなり、しっかりとリターンを返すことにより、元々定評のあった力強いストロークで、ラオニチを圧倒した。それでも第一セットは、4-6で先取され、第2セットはタイブレークを制するも、第3セットは逆にタイブレークを取れず、一気に後がなくなった。けど、ここからでも巻き返せるのが、今年成長した証。勝負のかかる第4セットを7-5で取った後、ファイナルセットも6-4で取り、勝利を収めた。これで、自身初の全米ベスト8に進出。
今大会で錦織は、GS大会での日本人男子勝利数歴代1位を更新。ラオニチとの対戦成績は、3勝1敗とした。

準々決勝は、今年の全豪覇者の、第3シード、スタン・バブリンカ(スイス)。このままの勢いで、全豪覇者も撃破してほしい。

因みに、92年前に全米ベスト8まで進んだのは、清水善造という人。この人は、その昔、TBS系のバラエティ番組「欽ちゃんの週刊欽曜日」に出て、佐藤B作に「あ~!ゼンゾーとユッコ(清水由紀子)はアッチッチだぁ~!」と言われてた、元俳優の清水善三のお祖父ちゃん。

※清水善三の方の画像をネットで探したら、思いの外苦戦。この画像↓の右側の人です。

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