大阪Lover

徒然日記

All Blacks

2013-11-06 15:55:14 | Weblog
All Blacks…言わずと知れた、ラグビー王国ニュージーランドの代表チームの愛称。世界No.1の実力を持つ代表チームである。
そのAll Blacksが、日本代表と対戦するために来日した。来日は実に26年ぶりのこと。また、今から18年前の1995年のW杯では、145-17で歴史的な失点での勝利を献上した相手でもある。
今年の6月、同じくIRB主要8カ国の代表として、ウェールズチームが来日した時は、東京でのテストマッチ第2戦で、歴史的勝利を挙げた日本代表。今回のAll Blacks相手にも、勝てるとは思っていないが、どこまで善戦出来るのか、楽しみであった。
この試合、結構早い時期に、開催されることが判ったので、チケット発売初日に購入して、可愛がってる弟分4号と一緒に見に行くつもりにしていた。本人も、ラグビーの試合を生で見たことがなかったので、楽しみにしていた。それなのに。。。
今年に入ってずっと仕事のスケジュールが不規則で、多忙続きのヤツは、直前になってキャンセルの連絡をしてきた。一緒に見に行きたかっただけにとても残念。
次善の策として、東京在住の弟分8号に連絡。当日空いているとのことで、一緒に見に行くことに決まった。ヤツは元ラガーマンなので、丁度良かった。

前日の金曜日、午後半休を取って、新幹線で東京へ。その夜は色々あったが、そこは省略。
当日の土曜日。事前の天気予報では、晴れるはずだったのに、朝から曇天。銀座線外苑前駅で待ち合わせて、昼飯食ってから秩父宮ラグビー場へ。流石にAll Blacksとの一戦とあって、凄い人出。KO一時間前の13時に入ったが、その時点で8割方埋まっている状態。その後も続々と観客が詰めかける。が、それに合わせたように、空からは雨粒が落ちてきた。
開会セレモニーの後、予定通り14時KO。序盤、ジャパンは世界一のAll Blacksに対して真っ向勝負を挑む。力の差が如実に現れるスクラムでは度々押し込まれる場面があるものの、ラインアウト始め、アタックのスピードやタックルの低さでは全然負けていない。開始10分でAll Blacksに1トライ1ゴールを先制されるも、13分、22分には立て続けにペナルティゴールを決め、6-7と追い上げる。
ここでギアの上がったAll Blacksが怒涛の攻めを開始、前半更に3T3Gを決められ、6-28での折り返しとなった。

後半に入ってからも、All Blacksの勢いは衰えることなく、猛攻が続く。ジャパンも良いところまで攻め込むが、鉄壁のディフェンスの前に、ゴールラインを割ることが出来ない。
終了5分前になり、ジャパンの猛攻が続く。試合終了のホーンが鳴り響いてからも、暫くジャパンの攻撃が続いたが、最後、左WTBの福岡竪樹がゴールラインを陥れたかと思われたが、直前でコーナーフラッグに体が触れており、TMO(Television Match Official=ビデオ判定)の結果、ノートライとなり、最終スコア6-54で敗れた。

前回2011年の対戦では83-7、その前が冒頭に書いた1995年の「ブルームフォンテンの惨劇」だったことを考えると、フル代表のAll Blacks相手に、最小得点差での試合結果は、最悪の結果は免れたものの、ノートライで敗れたのはいただけない。
来年にはW杯がイングランドで開催され、引いてはその次の大会は日本で開催されることを考えれば、今からでも更に強化を重ね、IRB上位8カ国の中で、下位の4カ国ぐらいにはせめて互角に渡り合えるようにはなってほしいと思った。


↑試合開始前


↑ラインアウトは健闘していたが。。。


↑五郎丸のペナルティゴール


↑スクラム

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