6/6+

全米オープンの話題の陰で、いつもより影が薄くなってるような気がしますが、今年もこの季節がやってきました。
そう、新しいiPhoneの発表です。
機種名は、iPhone 6。画面サイズは4.7インチ。それに加えて今回から、画面サイズが一回り大きくなった5.5インチサイズの、iPhone 6 Plusがラインアップに登場しました。

ここ数年の傾向ですが、事前にリーク情報が巷に溢れており、今回もほぼそのリーク情報通りのスペックになりました。事前の噂とちょっと違っていたのは、5.5インチサイズの方は、今回発表もしくは発売がなくて、半年ぐらいずれるのではないか、と言われていたのですが、どうやらめでたく（？）同時発表となりました。
デザイン的にも大分丸みを帯びたものになりました。ディスプレイのガラスについては、噂とは違い、「サファイアガラス」との表示はなし。代わりに（？）「イオンコートを施したガラス」と言う表記に留まっている模様。

今回新機種の大きな特長としては（搭載チップの向上は置いといて）、Plusの方でカメラに「手ぶれ補正機能」が搭載されたこと、そして、6、Plus双方ともに、ついにNFCが搭載されたことでしょう。俺個人的には、NFCの搭載が非常に大きいです。
NFCとは、近距離無線通信の規格のことで、「Near Field Communication」の略。日本のおサイフケータイで利用されている、FeliCaと上位互換があります。NFC自体はおサイフケータイ機能だけではなく、周辺機器のお手軽設定にも利用されています。おサイフケータイヘビーユーザーの俺としてはこの機能が一番の目玉ですね。勿論、NFCに対応したからと言って、すぐに現行のMobile SuicaやEdyが使えるようになるわけではありません。が、Appleは既に、VISA, Master, American Expressとの提携の話し合いが終了し、NFCを利用した新たな支払いのソリューションを画策しているとのこと。既に「Apple Pay」という名前で、アメリカで先行して実施するらしい。
日本側の対応はそれより遅れることは確実でしょうが、あとはソリューションベンダーの対応次第なので、早晩iPhoneでの電子マネー支払いが実現するのではないかと期待しています。
ただ、ネットニュースの記事を読んでいると、いわゆる日本の「おサイフケータイ」とは異なるようで、あくまで「クレカ」の置き換え、ということらしいです。クレカをカメラで撮影し、それとTouch IDと呼ばれる指紋認証機能とをリンクさせて、セキュリティを確保するみたいです。

http://jp.techcrunch.com/2014/09/10/20140909announces-mobile-payments-solution-called-apple-pay/

俺は、丁度この9月でiPhone 5の機器代金の分割支払いが終わるので、機種変更をするつもりです。端末代の高さや、大きすぎる点を考えて、4.7インチかなぁ～？4.7インチと5.5インチの違いは、画面サイズ、それに伴うバッテリー容量、そして上述したカメラの手ぶれ補正機能ぐらいなので、4.7インチで十分だと思うので。Android機では5.5インチがあるみたいやけど、携帯電話としては大きすぎない？
ただ、今回から、SSDの容量が、16/64/128GBになり、32GB版が無くなったのはなぜなんだろう？

予約受け付けは、9/12からで、実際に入手できるのは19からだそう。楽しみ～！



あ、事前の噂では、「iWatch」と予想されていた、ウェアラブル端末、「Apple Watch」でしたね。時計表示は当然として、運動記録を取る機能があったり、既にiPhoneに実装されている、天気や株価や着信メッセージの通知が見れたり、Apple Watch同士での通話も出来るみたいですね。こちらには「サファイアガラス」が採用された模様。バリエーションとしては18種類も出るらしい。但し、発売は2015年とのこと。
俺個人的には、こちらは今のところ、特に必要性は感じないなぁ～。暫くは様子見かな。