大阪Lover

徒然日記

生は最高!

2015-09-27 12:57:55 | Weblog
金曜日から日曜日にかけて、東京行ってました。
目的は「東レパン・パシフィックオープンテニス」(以下東レPPO)観戦のため。
東レPPOというのは、れっきとしたWTA(女子テニス協会)のツアー戦のひとつ。30年以上の伝統ある大会です。大会のランクはグランドスラムの次の、「プレミア」グレードの中の3段階の中の一番下の「プレミア」(プレミアマンダトリー>プレミア5>プレミア)。
「プレミア」カテゴリーの中で最下位グレードとは言え、賞金総額100万ドル(約1億2千万円)、優勝すると470ポイントが加算されるので、侮れません。参加選手も、トップ20にランキングされる選手が参加します。現世界ナンバーワンのS.ウイリアムスこそ出場しないものの、数年前にナンバーワンになった、C.ウォズニアッキ(デンマーク)やナンバー2になったことのあるA.ラドワンスカ(ポーランド)、2011年全米オープンシングルス覇者のS.ストーサー(豪)、昨年度チャンピオンで2008年全仏オープン覇者のA.イバノビッチ(セルビア)などなど、錚々たる顔触れです。勿論、成績急上昇中の若手、B.ベンチッチ(スイス)やアメリカの新鋭C.バンダウェイ、日本からも大坂なおみやエース奈良くるみ、ナンバー2の土居美咲が出場しています。ただ、ベンチッチとともに将来を嘱望される若手成長株の筆頭格、カナダのE.ブシャールが全米オープンで怪我をして今大会に不出場だったのは残念でした。

大会会場は、有明コロシアム。ここ、実は俺もテニスをしたことがあります。
勿論、センターコートなどではなく、正確には「有明テニスの森公園」内にあるクレーコートでしたけどね。東京に居た約10年前に一度だけここで、練習したことがあるのです。
そして、プロの試合を生で見るのは、1994年にオーストラリアで全豪オープン(メルボルン)を観に行って以来、21年ぶりと言うことになります。
開場は11時とのことだったのでちょっと早めに会場に着くようにしました。そしたら既に開場を待つ観客の長蛇の列!



過去の優勝者パネルの中には、日本のライジング・サン、伊達公子選手のものもあります(1995年優勝。日本人の優勝者は今のところ、彼女だけです)

この3枚↑は直近3年間の優勝者。

で、俺の一番のお目当ては、セルビアのA.イバノビッチ、だったのですが、木曜日の準々決勝で負けてしまいました。(´;ω;`)

この人↑です。ディフェンディングチャンピオンなので、せめてベスト4までは残ると思ってたんやけどなぁ。

11:00に開場なったんで、中に入ってみました。当たり前なんやけど、テニスコート一面があるだけなんで、ラグビーグランドなんかに比べると、こぢんまりとした印象です。

でもスタンドは、かなり入りそう。(Wikiによると収容人員は1万人)
既に練習してました。



大会アンバサダーの沢松奈生子さん。TBSが中継します。

優勝トロフィーは、日本的な物をと言うことで、蒔絵を施した漆器の皿(シングルス)と、羽子板(ダブルス)です。

試合開始前のトークセッション。沢松さん、意外と背デカかったです。


第一試合は、C.ウォズニアッキ対B.ベンチッチ。
実はこのベンチッチと言う選手、かつて16歳の若さで世界ナンバーワンに上り詰め、近年ダブルス限定で復帰した、マルチナ・ヒンギスのお母さんにテニスを習っており、言わばヒンギスの妹弟子。ヒッティングパートナーでもあるらしく、そのテニスはヒンギス譲りの天才肌です。

試合はそれを受けて、終始ベンチッチが、格上のウォズニアッキを翻弄する形で進み、6-4、6-2のストレート勝ちでした。

ベンチッチ
ウォズニアッキ
まぁ、彼女はトロントでセリーナを倒してるからねぇ。ホントにヒンギス2世。あっと言う間に頂点上り詰めるかも。

第二試合は、俺のお気に入りのイバノビッチを破ったD.チブルコバ(スロバキア)vsA.ラドワンスカ。勢いのあるチブルコバが有利かと思われたけど、フタを開けてみればなんのことはない、実力差通りにラドワンスカが6-4、6-1で勝利。第二セットは圧勝でした。

チブルコバ。超美人です。

ラドワンスカ。

第三試合はダブルスの決勝。
C.スアレス=ナバロ/G.ムグルサ(スペイン)vsチャン姉妹(台湾)。スアレス=ナバロはシングルスで自己最高8位、現在11位、ムグルサは今年のウィンブルドンで準優勝を飾り、シングルス自己最高20位、ダブルス最高14位。一方のチャン姉妹も姉の方はダブルスの実績は十分あるだけに、接戦が予想されたけど、第一セットこそ7-5と競り合ったものの、第二セットはスペイン組が地力の差を見せつけて6-1で取り、今大会初優勝を飾りました。

それにしても、シングルスもダブルスも、プロの試合は球に伸びがあるし速い(当たり前だけど)。いずれも見応えのある素晴らしい試合でした。やっぱスポーツ観戦は、生が一番!
※シングルスの優勝は、A.ラドワンスカ。伸び盛りのベンチッチを、6-2、6-2のストレートで破り、2011年以来4年ぶり2回目の優勝を飾ったそうです。


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