早すぎたスマートフォン

振り返れば、今月も日記をほとんど書いてないことに、気付いた…

俺って、結構IT系のガジェットは好きです。とは言え、「熱狂的に」という程ではないんやけど。
その昔、SHARPが「電子手帳」というジャンルのガジェットを世に問うた時、すぐに飛びついた、というワケではないけど、暫くしてから買いました。モデルはPA-9500。



確かメモリは64KB（MBではない！）だったと思います。当時、まだ学生だった俺にとって、5万円という価格は決して安い物ではなかったですが、家（実家）の近所にあった、ミドリ電化（当時は消費税を取ってなかった、のか、内税方式だったのか、他店より税金分だけ安かった）で買いました。まぁ、専ら「住所録」の機能しか使ってませんでしたけどね。

その後、暫くはそういうものには手を出しませんでしたが（なぜか俺は、Zaurusには興味がなかった）、前の会社に転職して、パソコンを持つようになってから買ったのが、Palm m-505。当時としては画期的な、カラー液晶画面のPDAでした。サイズも今のiPhoneと同等かそれより小さいぐらい。



サードパーティから、”Documents to Go”という、Microsoft Office書類用の互換ソフトが出ていて、一部編集・保存が出来ました。当時既にSDカードスロットが搭載されていました。このm505は通信機能は搭載されていなかったものの、このSDカードスロットを利用した、通信モジュールが売られていたと思います。因みに、「クレードル」を介して、PCとデータの同期が取れました。
当時、色んなメーカーからPalm OS搭載機が発売されていました。メジャーどころでは、IBMとかSONYも。

そして、2005年12月。一世を風靡した、スマートフォンの先駆けである、SHARPのW-Zero 3（Willcom）発売。



当時東京に住んでおり、出張なんかも多かった俺は、PCと簡単に同期が取れるPDA/スマートフォンが欲しく、即座に購入しようと考えた物の、余りの人気のため品薄になり、どこへ行っても手に入らない。
たまたま、正月休みで大阪に帰って来ていた2006年1月、ヨドバシ梅田で何台か入荷があったうちの1台をゲット！
それから暫くは、今までのケータイとともに、このW-Zero3も使用することに（いわゆる「2台持ち」）。
画面サイズは3.7インチと、当時としては破格の大きさ。スライド式のフルキーボードを備え、文字入力も快適。OSはWindows mobile 5.0、勿論カメラ付きやし、PCサイトも表示出来たので、しばらくはこれをメインに使用していました。
ただ、通信キャリアがWillcomだったので、続々とハイスピードに対応するdocomoやSBはおろか、auにさえも速度的には大幅に見劣りするようになり、3年ほどで解約。

そして今日、巷ではスマートフォンが百花繚乱。火付け役は言わずと知れたAppleのiPhone。しかしながら俺は、iPhoneは持っていません。なぜならキャリアがSBだから。今使っているケータイがauなので、今のところ通信方式で互換性がないのが原因。


（画像はiPhone 3GS）

一方で、Apple製品は大好きなので、iPodを新調する際に、iPod Touchを昨年購入。iPod Touchには、無線LAN機能が搭載されているので、家にいる限りは、通話以外の機能をフルに使える（家のネットワーク環境は無線LANにしているため）。残る問題は外出時の通信。大分公衆無線LAN対応のスポットが増えてきたとは言え、まだまだ限定的。なので、先日モバイルWiMaxルーターを購入したのは、先日日記に書いた通り。
でも、来年にもAppleは米国でベライゾン（CDMA2000方式を採用している、米携帯事業者最大手）向けのiPhoneをリリースするというウワサもあり、そうなると同じCDMA2000を採用しているau対応のiPhoneも発売されるのかと、ちょっと期待しております。

今度、auからリリースされる、本格的Andoroidスマートフォンである、IS03は気になるけど、Andoroid端末じゃぁねぇ。



でも今の希望は、iPadが今よりほんの少し小型化（=軽量化）され、早く日本でも電子書籍販売が活発化してくれることですね。