iPhone 4S

既にネットニュースや、朝の情報番組（ZIPなど）で報道されていましたが、アメリカ時間4日（日本時間5日午前2時）、Apple Inc.が新しいiPhoneを発表しました。事前にウワサされていた「iPhone 5」としてではなく、モデル名としては、「iPhone 4S」でした。ただ、中身はかなりブラッシュアップされています。

その中で、日本のユーザーにとって、恐らく最大の朗報は、通信方法にCDMA2000を採用しているau（KDDI）からも発売されるようになったことでしょう。
日本におけるiPhoneの普及は、SoftBankによる貢献度大というのは衆目の一致するところですが、なんせSBは、au、docomoに比べて圧倒的にネットワークインフラが弱く、「繋がらない」という苦情が多いと聞きます。今までは仕方ないからSBを使ってたというiPhoneユーザーも、SBよりはネットワークが充実しているauから発売されるとなれば、乗り換える人も大勢いるのではないかと推測されています。MNPにより番号は変わらないし、メアドの変更通知の手間だけをガマンすればいいのですから。

さて、話をiPhoneに戻して、仕様の話。
カラーは現行機種と同じく、BlackとWhite。
CPUはiPadでも採用されている、デュアルコアのA5チップ、OSは勿論iOS 5に対応。カメラ機能が格段にアップし、8メガピクセルのカメラを搭載。顔認識機能あり、オートホワイトバランスあり。ムービー撮影時は手ブレ補正機能がついた。内蔵フラッシュメモリは64GBが追加された。

但し、今までも散々期待されてきた「おサイフケータイ」、「赤外線」、「ワンセグ」機能は、勿論搭載されていない。この中で「おサイフケータイ」機能は、唯一iPhoneに搭載される可能性がある機能。Appleは近い将来、Felicaと互換性のあるNFC対応を表明したので。「赤外線」、「ワンセグ」については、多少面倒ではあっても、代替手段はあるけど（「ワンセグ」は今のところ、SBからの外付けバッテリー一体型しかないのかな？）、「おサイフケータイ」は、iPhoneカバーの中にSuicaカードやEdyカードを差し込むぐらいしかないからなぁ…。ただ、今回の4SでNFC機能を搭載するのかと思ったけど、まだ時期尚早だったみたいです。

ケータイはauを使ってる俺ですが、そんなことがあって、取り敢えず暫くは様子見。どっちにしても数ヶ月は品薄状態が続くやろうし、特にauモデルは今回が初めてなんで、色々不具合が出てくるかもしれないので。

ま、でも、選択肢が増えたことは、イイことです。
でも、今回の発表を受けて、業界の雄、docomoはどう動くんやろ？Androidが売れてるから、エエんかな？

因みに今現在、auの公式サイトを覗いても、iPhoneについての記述は、パッと見、見られません。