社長様、かく語り記

東北のとある社長の名言・行動から、人としてあるべき姿を探していきたいと思います。

社訓の合唱

2012-12-21 16:46:29 | 日記
毎日 朝礼にて、社長様がお作りになられました…
「社訓」
を、従業員一同で合唱致します。

その「社訓」ですが、額装されました墨書が、会社の廊下に威風堂々と飾られております。


内容は、

「会社とは、人が作り」
「また人は、心が作る」


みたいな意味合いのお言葉でございます。


ずぅ~っと、社長様にお訪ねしたかったのですが…

あなたにとっての



とは、なんでございますか?


立派な言葉が閃いて、さぞや満面の笑みを浮かべつつ貼り出したのでしょうが、中学一年生にも及ばぬレベルの文章力を持ってして、何を表現しましょうや?
(ま、他人のことを言えたレベルじゃないんですけど~)

「仏を作って魂入れず」

に近いでしょうか?
(民主党の議員様方の言葉遊びにも似ております。)





ともに、社長様が大事にしているのは、
社長様ご自身の
「身体」と「心」
の他にはありません。

従ってこの社訓、
従業員に対して社長様「ご自身」を敬い奉れ!
と、強要しているにすぎません。
(将軍様なのか?)


社会的地位が明らかに自分より上で、金銭的なメリットが見出せる人間には見せ掛けの「心」遣いを示し、そうでない人間には己へ恭順させるために硬軟取り入れて、あわよくば上位に立とうと機会を伺う浅ましさ…
一度タメ口をきいたら、もう自分の格下認定です。
(お客様含め)

「心」を人に語るなんぞ片腹痛し。


社長様はこの事実に気が付く事もなく、己の文才に惚れ惚れとしていることでしょう。


「政を為すに、徳を以てす」

と云う古い言葉がございます。


……

社長様には縁遠いお言葉でございますねぇ…


大人(たいじん)を真似ようと、姿形は努力しているのですが、如何せん幼少時より育まれた、
「僻み」
「妬み」
のすれた心根は消せぬモノのようです。
(すこぶるイケメンの天才ですから、他人の容姿や才能を僻んだり嫉妬するようになり、そのような価値観自体を否定したくなるのは、当たり前でございますね。)


そのような心根と云うものは、年齢を重ねると段々とお顔に表れてきます。

社長様、普段は目を細くしているせいで見えませんが、怒った時にカッ見開いた目の中に見える小さな黒目、情の酷薄さが滲み出るお面相でございます。


他人の話や行動を盗み伺う様子…
常に金目の物に嗅覚を研ぎ澄ます様子…
社長様のこれらの行動を伺っておりますと、人にあらずや鼠に似たりでございます。


さて、人間には五感が備わっているとされますが、







全て、脳に入る以前に各感覚器官においてフィルタリングされて、脳へと入力されていきますので、人によって脳が受け取る信号内容が異なってしまいます。

同じ物を見ても異なって見えたり、同じ単語を聞いても異なって聞こえたり。

結局はフィルタリングする自分自身の感受分析能力により、インプットされた情報がいかに蓄積され、必要な時にアウトプット出来るかが異なってくるように感じます。

「僻む心」や「嫉妬心」は、そのフィルターを著しく歪めてしまいます。

フィルターが歪められた結果、個性的で捻じ曲がった感性が形作られてしまうのは、致し方ないことなのでしょう。


社長様は新たに従業員を雇い入れる場合、同業での経験が少ない方を好みます。

何故か?

「社長様ご自身の言うことをきかせやすいから。」

ただそれだけの理由です。

これまで散々社長様の言葉の阿呆さ加減を呆れられて、従業員達に愛想を尽かされた結果、身に付いたやり方なのです。

少々仕事が出来るようになりますと、社長様の馬鹿さ加減に気付いてしまいますよ~

社長様は基本、他人の話は理解出来ません、どの様な育ち方をすればあそこまで他人の話を聞けなくなるモノか?
(仕事の話ですら、度々勝手な理解をするから困り物でした…)

なので、真っ当な人間であればすぐに呆れる事が可能ですが、幸か不幸かわたくしは真っ当ではございませんので長くお付き合いをしてしまいました…

大人を気取って喋りますので、初めのウチは大した事を話しているかのような錯覚に陥ってしまいますが、判ってしまえばなんの事はありません稚拙な内容の話ばかりです。

そんな感じですから、何事も一度押し付けてしまえば他人任せで責任転嫁してしまう無責任男でございます。
(正直…分析力&判断力は欠落し、己の責任回避をしたいがために取引上の判断はなさらず、誰かの判断を尊重致します。問題が発生すりゃソイツの責任だよ~)

物作りを生業と為すならば、良品を作ってお渡しする義務があると思いますよ社長様。

適当な判断で作り検査もせずに納品し、良否判定はお客様任せじゃ~客先担当者に嫌われて当然です。


「心」を仕事で表そうとするならば、「誠心誠意」が一番近いのではないでしょうか?


己れのええカッコしぃのために、お客様の前では何でも安請け合いし、後は全て丸投げで責任も一緒に丸投げ。

結果が悪くなると実行した人間の責任。


社長様の座右の銘は、

「軽諾は、必ず信少なし」

ではなかろうかと思える程に、安請け合いがお好みですが、そんな作業ほど大抵 信用を下げる結果をもたらします。
(元々客先からの信用が薄く失う程の「信頼」はございませんでしたね。コストパフォーマーですね。)


「安請け合い=そんなのは簡単だよ!

の意味と勘違いなさり、ご自身の才能に惚れ惚れしつつ、いつも軽々しく安請け合いをなさるのでしょう。


社長様、安請け合いした話の内容はご理解なさっておりませんので、お客様がご自身の考えと違う事を言い始めたりしますと、たいそうご立腹し逆ギレもしくは八つ当たり致します。

けれども本当は当初の打ち合わせのままなのです。

ご自身の勘違い・理解不足・思考力欠落すら他人に責任転嫁なさり、本人のみそれに気付いていないという…
何ともおめでたい社長様でございます。

お客様からは、度々このように言われたモノです、

「◯◯さん(わたくし)が、見積りやってくれると助かるんだけどなぁ~。こんな作業で1時間も掛からないよねぇまったく…」

と、10分(¥200)も掛からない作業の請求見積りを平気で1時間分(¥1,200)で請求し、「信頼」ではなく「顰蹙」ばかり買うのが得意な社長様でございました。

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