フクイズミの子どもです
ばん馬は馬具がおもしろい!
首輪のようなものをつけていました。「この馬具なんて言うんですか」と聞いても「……首輪?」
最近つけている人いないよーなんて謙遜していますが、これがいいっ!! すてきです。
さて、審査結果の発表です。まずは道産子から。
講評を聞いていると「道産子らしさ」が出ているかどうか、ということを基準にしているようでした。
側対歩の練習~。だんづけのようにしっぽつなぎ
元気な仔馬ちん
馬を引く人の中には、若者もちらほら。講評でもその話が出ていました。うれしいことです。
最高位賞 秀竹ツツジ(父:第八竹姫の〇六・母:秀ツツジ)
ポニーの評価については、観光、力強さ、大人から子どもまでの乗馬、そして愛玩、さまざまな利用方法があるから悩ましいと。
2席の親子馬は女性が集まって「かわいい~」と写真を撮られまくっていて、そのようなことも重要だと講評されていました。
左が最高位賞の栗姫(父キングパワー・母ホワイトクイン)
右は2席。みんな写真を撮りに集まっていたので私は撮れず、かろうじて携帯で1枚のみ笑
農用馬の1等賞1席は
1歳雌 北星(父カネサテンリュウ 母ヤマノクィーン)
1歳雄 金剛(父キングシャープ 母アイスルージュ)
2歳雌 誉姫(父ウンカイ 母寿姫)
3歳以上雌(子付) ウイナークイン(父ウンカイ 母ウィナーコスモ)
農用馬最高位賞はウイナークインでした。
道産子とポニーもなんですが、話聞くのが中心で、ほとんど写真撮っていません……いつかこくさんがアップしてくれるのに期待(^_^;)
最後に、農用馬、道産子、ポニーの1席の中から馬の最高位賞を選びます。
3歳以上仔付の中から、ウイナークインが選ばれました。子馬はカネサブラック!
出陳者のSさんとは、よく競馬場や草ばん馬で会い、そのたびしょーもない話ばかりしてるのですが、みんなにおめでとうと言われ、言葉少なにありがとう、と目を潤ませている姿をみると、さすがにこちらまでこみ上げてくるものがありました。
大事に育ててきた馬が、4年に1度の最高位に選ばれるというのは、たまたまいい馬がいたというのではなく、日々重ねてきた結果なのだと思います。おめでとうございます。
ニシキダイジンもですが、カネサブラックの仔の評判もいいですね~。生まれたらすぐ売れるとか聞いたことがあります。
繁殖馬は仔馬も評価に入るか聞いたら、人によるのでしょうが、ある方は親:子が7:3くらいかな、と言ってました。体が、おっぱいがしっかりしているかというほかに、仔馬の発育状態がどうか、も評価に入るそうです。
「今回出ていたのは4歳から13歳。13歳の馬は長く走り、過酷な競走生活を送ってきたけれど、それでもしっかりしている、大事に育てられているので繁殖としても楽しみだ」、との講評がありました。13歳馬はフクイズミのことですね。2等賞でしたが、競馬であれだけ活躍した馬で、ここに出られたというだけで素晴らしい。
昔は、レースで走った馬はいい子を出さないなんて言われていましたが、サラブレッドはすっかり過去の話だし、ばんえいの世界でも、コスモカップ、サダエリコ、ウィナーナナと名牝が名馬を送り出しています。2日間、フクイズミの馬房の周りは常に人が集まっていました。これからもずっと注目されて大変でしょうが、ファンの期待を受けて元気にデビューしてくれることを願っています。
で、私設ばんえい競馬資料館のりきみどりさんが、この「フクイズミの2014」ちゃんのブラックタイプ的なものを作成しました。
フクイズミの2014 ブラックタイプ
ばん馬もサラブレッドのように、立ち写真とか名簿の需要があるのではないか、という話はよくりきみどりさんやこくさんとしています。うまく活用されていくといいな~と思います。
このあと、隣で行われていた肉牛の様子も見てきました。牛をきれいに見せるための努力に圧倒されてきました…
若い人がすごく多かったです。
ばん馬も昔は、若い人たちが血気盛んに戦っていたのかもしれません。その人たちが今も現役で、元気に馬を扱っていますが、思わず、他の畜産やサラブレッドと比較してしまいました……難しいことですが。
首輪のようなものをつけていました。「この馬具なんて言うんですか」と聞いても「……首輪?」
最近つけている人いないよーなんて謙遜していますが、これがいいっ!! すてきです。
さて、審査結果の発表です。まずは道産子から。
講評を聞いていると「道産子らしさ」が出ているかどうか、ということを基準にしているようでした。
側対歩の練習~。だんづけのようにしっぽつなぎ
元気な仔馬ちん
馬を引く人の中には、若者もちらほら。講評でもその話が出ていました。うれしいことです。
最高位賞 秀竹ツツジ(父:第八竹姫の〇六・母:秀ツツジ)
ポニーの評価については、観光、力強さ、大人から子どもまでの乗馬、そして愛玩、さまざまな利用方法があるから悩ましいと。
2席の親子馬は女性が集まって「かわいい~」と写真を撮られまくっていて、そのようなことも重要だと講評されていました。
左が最高位賞の栗姫(父キングパワー・母ホワイトクイン)
右は2席。みんな写真を撮りに集まっていたので私は撮れず、かろうじて携帯で1枚のみ笑
農用馬の1等賞1席は
1歳雌 北星(父カネサテンリュウ 母ヤマノクィーン)
1歳雄 金剛(父キングシャープ 母アイスルージュ)
2歳雌 誉姫(父ウンカイ 母寿姫)
3歳以上雌(子付) ウイナークイン(父ウンカイ 母ウィナーコスモ)
農用馬最高位賞はウイナークインでした。
道産子とポニーもなんですが、話聞くのが中心で、ほとんど写真撮っていません……いつかこくさんがアップしてくれるのに期待(^_^;)
最後に、農用馬、道産子、ポニーの1席の中から馬の最高位賞を選びます。
3歳以上仔付の中から、ウイナークインが選ばれました。子馬はカネサブラック!
出陳者のSさんとは、よく競馬場や草ばん馬で会い、そのたびしょーもない話ばかりしてるのですが、みんなにおめでとうと言われ、言葉少なにありがとう、と目を潤ませている姿をみると、さすがにこちらまでこみ上げてくるものがありました。
大事に育ててきた馬が、4年に1度の最高位に選ばれるというのは、たまたまいい馬がいたというのではなく、日々重ねてきた結果なのだと思います。おめでとうございます。
ニシキダイジンもですが、カネサブラックの仔の評判もいいですね~。生まれたらすぐ売れるとか聞いたことがあります。
繁殖馬は仔馬も評価に入るか聞いたら、人によるのでしょうが、ある方は親:子が7:3くらいかな、と言ってました。体が、おっぱいがしっかりしているかというほかに、仔馬の発育状態がどうか、も評価に入るそうです。
「今回出ていたのは4歳から13歳。13歳の馬は長く走り、過酷な競走生活を送ってきたけれど、それでもしっかりしている、大事に育てられているので繁殖としても楽しみだ」、との講評がありました。13歳馬はフクイズミのことですね。2等賞でしたが、競馬であれだけ活躍した馬で、ここに出られたというだけで素晴らしい。
昔は、レースで走った馬はいい子を出さないなんて言われていましたが、サラブレッドはすっかり過去の話だし、ばんえいの世界でも、コスモカップ、サダエリコ、ウィナーナナと名牝が名馬を送り出しています。2日間、フクイズミの馬房の周りは常に人が集まっていました。これからもずっと注目されて大変でしょうが、ファンの期待を受けて元気にデビューしてくれることを願っています。
で、私設ばんえい競馬資料館のりきみどりさんが、この「フクイズミの2014」ちゃんのブラックタイプ的なものを作成しました。
フクイズミの2014 ブラックタイプ
ばん馬もサラブレッドのように、立ち写真とか名簿の需要があるのではないか、という話はよくりきみどりさんやこくさんとしています。うまく活用されていくといいな~と思います。
このあと、隣で行われていた肉牛の様子も見てきました。牛をきれいに見せるための努力に圧倒されてきました…
若い人がすごく多かったです。
ばん馬も昔は、若い人たちが血気盛んに戦っていたのかもしれません。その人たちが今も現役で、元気に馬を扱っていますが、思わず、他の畜産やサラブレッドと比較してしまいました……難しいことですが。
7日は、朝から比較審査です。その名の通り、馬はずらーっと、横一列に並んで審査します。
頭数にもよりますが、基本的には以下のように順序づけされます。
1等賞(1席、2席、3席)
2等賞
3等賞
馬の前には、線が3本引かれています。
審査後、「番号を呼ばれた馬は、一歩前へ出てください」とのアナウンス。名前を呼ばれた馬(4、5頭ほど)は線を越えて手前へ。呼ばれなかった馬は3等賞。
そしてまた新たに審査を行い、「一歩前へ」。ここで選ばれた3頭が1等賞です。それ以外は2等賞。
(出陳が3頭以内の部門は最初から1等賞の場所に立って行われます)
1等賞は、その後も審査されて1席~3席が決められます。という流れで審査は行われていきます。
1等賞1席のアナウンスでは、大きな拍手が起こります!
こんな感じに並びます。下が手前です。
0が馬。わかるかなー
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
--------------------------------
0 0 0 0 0
--------------------------------
0 0 0
--------------------------------
いろいろな方にばん馬の見方を聞いてみました。もちろん人それぞれなのですが、多かったのは「長腹短背」。サラブレッドでもよくいわれるいい馬の基準の一つで、横から見て、お腹のラインが長くて背が短いのが良い馬だと言われることが多いです。そのほかもだいたいはサラブレッドと似ていました。目を見る、という名伯楽も。馬の形がよくても引っ張るとなると別だ、引っ張らせてみないとわからない、とも言われました。難しいー。
パンフレットに載っていた審査基準
金田調教師に、注目馬いるんですか?と聞いたら、「ニシキダイジンの子がいるから見に来たんだー」と言っていました。金田師にとっては初めてばんえい記念を制した馬。いいシーンだなぁと(^^)
ばん馬については「乗馬としてのマーケットもどうかな~」と話していた方もいたそうです。
そうか~おとなしいし、今までは乗ることをためらっていた意識の高いおデブも乗せられる。複数人での乗馬も可能。引退後など、新しいばん馬の仕事先になってもいいかな、と思いました。
こんな感じで馬を連れてきた方もいましたよ~
頭数にもよりますが、基本的には以下のように順序づけされます。
1等賞(1席、2席、3席)
2等賞
3等賞
馬の前には、線が3本引かれています。
審査後、「番号を呼ばれた馬は、一歩前へ出てください」とのアナウンス。名前を呼ばれた馬(4、5頭ほど)は線を越えて手前へ。呼ばれなかった馬は3等賞。
そしてまた新たに審査を行い、「一歩前へ」。ここで選ばれた3頭が1等賞です。それ以外は2等賞。
(出陳が3頭以内の部門は最初から1等賞の場所に立って行われます)
1等賞は、その後も審査されて1席~3席が決められます。という流れで審査は行われていきます。
1等賞1席のアナウンスでは、大きな拍手が起こります!
こんな感じに並びます。下が手前です。
0が馬。わかるかなー
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
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いろいろな方にばん馬の見方を聞いてみました。もちろん人それぞれなのですが、多かったのは「長腹短背」。サラブレッドでもよくいわれるいい馬の基準の一つで、横から見て、お腹のラインが長くて背が短いのが良い馬だと言われることが多いです。そのほかもだいたいはサラブレッドと似ていました。目を見る、という名伯楽も。馬の形がよくても引っ張るとなると別だ、引っ張らせてみないとわからない、とも言われました。難しいー。
パンフレットに載っていた審査基準
金田調教師に、注目馬いるんですか?と聞いたら、「ニシキダイジンの子がいるから見に来たんだー」と言っていました。金田師にとっては初めてばんえい記念を制した馬。いいシーンだなぁと(^^)
ばん馬については「乗馬としてのマーケットもどうかな~」と話していた方もいたそうです。
そうか~おとなしいし、今までは乗ることをためらっていた意識の高いおデブも乗せられる。複数人での乗馬も可能。引退後など、新しいばん馬の仕事先になってもいいかな、と思いました。
こんな感じで馬を連れてきた方もいましたよ~
9月6、7日、第16回北海道総合畜産共進会が、音更町の十勝農協連共進会場で行われました。
この共進会は4年に1度行われる、家畜の美しさや体格を競う品評会。乳用牛、肉牛、馬に部門が分かれ、この日は肉牛と馬でした。
全道各地の共進会で上位になった馬が出陳されます。農用馬(1歳雌、1歳雄、2歳雌、3歳雌)、北海道和種馬(道産子)、ポニーの3区分6部門に分かれます。農用馬3歳雌というのは、3歳以上(仔付)=繁殖牝馬のことです。道産子とポニーは雌の2歳以上です。
前回は2011年でした。4年に1度なので2010年のはずですが、口蹄疫の影響で中止になり1年ずれたため、3年ぶりです。前回までは「種馬の部」もあって、全道から種馬が集まるという、サラブレッドでいうと全スタリオンの種牡馬展示会みたいのが行われていたのでそれをぜひ見たかったのですが、馬が集まらないということで中止になってしまったようです。残念。
6日午前は測尺です。体高(背の高さ。馬はき甲という、首と背の間のでっぱったところ)、胸囲、管囲(前脚の膝と球節の間の太さ)を測ります。 →馬の名称リンク
午後からは個体審査です。1頭ずつ審査会場で立たせて、審査員が馬体をチェック。
それから、三角ベースのように引かれた線の上を歩いて歩様をみます。
繁殖牝馬の部には、フクイズミが出陳されていました。
馬房でリラックス(モグモグタイム)→順番が来たので引かれる(私も歩いていたので画面が揺れます、酔いやすい方は注意してください)→測尺(体高)→個別審査 です。
サラブレッドほどばん馬は立ち姿に慣れていないのですが、フクイズミはさすが、このような場に慣れているのか、人の前に立つとぴっ!と四肢を伸ばして堂々としていました。
道産子は側対歩ができないといけないので、ちょっと小走りで側対歩をみせます。人も体力が必要…
道産子の仔馬は、だんづけのようにしっぽをつないだり、ほっといたりしています笑 走り回っていてかわいいー。でも母馬のそばは離れないというような信頼関係があるのですよね。
側対歩の練習(仔馬も同じようにくっついててかわいい~)とフリーダムな道産子の仔馬の動画です。
この共進会は4年に1度行われる、家畜の美しさや体格を競う品評会。乳用牛、肉牛、馬に部門が分かれ、この日は肉牛と馬でした。
全道各地の共進会で上位になった馬が出陳されます。農用馬(1歳雌、1歳雄、2歳雌、3歳雌)、北海道和種馬(道産子)、ポニーの3区分6部門に分かれます。農用馬3歳雌というのは、3歳以上(仔付)=繁殖牝馬のことです。道産子とポニーは雌の2歳以上です。
前回は2011年でした。4年に1度なので2010年のはずですが、口蹄疫の影響で中止になり1年ずれたため、3年ぶりです。前回までは「種馬の部」もあって、全道から種馬が集まるという、サラブレッドでいうと全スタリオンの種牡馬展示会みたいのが行われていたのでそれをぜひ見たかったのですが、馬が集まらないということで中止になってしまったようです。残念。
6日午前は測尺です。体高(背の高さ。馬はき甲という、首と背の間のでっぱったところ)、胸囲、管囲(前脚の膝と球節の間の太さ)を測ります。 →馬の名称リンク
午後からは個体審査です。1頭ずつ審査会場で立たせて、審査員が馬体をチェック。
それから、三角ベースのように引かれた線の上を歩いて歩様をみます。
繁殖牝馬の部には、フクイズミが出陳されていました。
馬房でリラックス(モグモグタイム)→順番が来たので引かれる(私も歩いていたので画面が揺れます、酔いやすい方は注意してください)→測尺(体高)→個別審査 です。
サラブレッドほどばん馬は立ち姿に慣れていないのですが、フクイズミはさすが、このような場に慣れているのか、人の前に立つとぴっ!と四肢を伸ばして堂々としていました。
道産子は側対歩ができないといけないので、ちょっと小走りで側対歩をみせます。人も体力が必要…
道産子の仔馬は、だんづけのようにしっぽをつないだり、ほっといたりしています笑 走り回っていてかわいいー。でも母馬のそばは離れないというような信頼関係があるのですよね。
側対歩の練習(仔馬も同じようにくっついててかわいい~)とフリーダムな道産子の仔馬の動画です。