早い時間のレースに、観光客が増えてきた。ツアーバスも複数台並んでいるし、少しずつコロナ前の風景に戻ってきているように思う。
正直いうと、観光客が見る時間帯は下級クラスや2歳のレースばかりなので、障害を越えられない馬も多く「かわいそう」といわれがち。2歳を見て「大きい~」と話しているのを見ると「メインまで残ればもっと大きな馬が出るのになぁ」などと思ってしまう。
観光地化することに対して心の中で思うことはあるけれど、喜ばしいものとして受け入れるほかない。この中で「自分も頑張ろう」と思ったり、馬の性質にたどり着いたりしてくれる人がいてくれればと思う。
障害越えにわく場内を少し離れたところから見ていると、ふと昔の景色がよみがえった。岩見沢競馬場だ。
同じように大勢の人がコース前に集まっていた。家族で訪れて馬券を買い、馬を応援する。牧歌的な光景として記憶に残るが、何が今と違うのだろうか。
映え、誰でも撮りやすくなった写真、YouTuber。昔から自分好きはいた。昔は良かった、といえるだろうか。
今でも庶民の娯楽でありうるのではないか。と、ゴールに流れゆく人の波を見ながら感じていた。
正直いうと、観光客が見る時間帯は下級クラスや2歳のレースばかりなので、障害を越えられない馬も多く「かわいそう」といわれがち。2歳を見て「大きい~」と話しているのを見ると「メインまで残ればもっと大きな馬が出るのになぁ」などと思ってしまう。
観光地化することに対して心の中で思うことはあるけれど、喜ばしいものとして受け入れるほかない。この中で「自分も頑張ろう」と思ったり、馬の性質にたどり着いたりしてくれる人がいてくれればと思う。
障害越えにわく場内を少し離れたところから見ていると、ふと昔の景色がよみがえった。岩見沢競馬場だ。
同じように大勢の人がコース前に集まっていた。家族で訪れて馬券を買い、馬を応援する。牧歌的な光景として記憶に残るが、何が今と違うのだろうか。
映え、誰でも撮りやすくなった写真、YouTuber。昔から自分好きはいた。昔は良かった、といえるだろうか。
今でも庶民の娯楽でありうるのではないか。と、ゴールに流れゆく人の波を見ながら感じていた。