ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬や馬文化のコラムと少し写真。

庶民の娯楽

2023-06-10 21:54:00 | コラム
早い時間のレースに、観光客が増えてきた。ツアーバスも複数台並んでいるし、少しずつコロナ前の風景に戻ってきているように思う。

正直いうと、観光客が見る時間帯は下級クラスや2歳のレースばかりなので、障害を越えられない馬も多く「かわいそう」といわれがち。2歳を見て「大きい~」と話しているのを見ると「メインまで残ればもっと大きな馬が出るのになぁ」などと思ってしまう。

観光地化することに対して心の中で思うことはあるけれど、喜ばしいものとして受け入れるほかない。この中で「自分も頑張ろう」と思ったり、馬の性質にたどり着いたりしてくれる人がいてくれればと思う。

障害越えにわく場内を少し離れたところから見ていると、ふと昔の景色がよみがえった。岩見沢競馬場だ。
同じように大勢の人がコース前に集まっていた。家族で訪れて馬券を買い、馬を応援する。牧歌的な光景として記憶に残るが、何が今と違うのだろうか。
映え、誰でも撮りやすくなった写真、YouTuber。昔から自分好きはいた。昔は良かった、といえるだろうか。
今でも庶民の娯楽でありうるのではないか。と、ゴールに流れゆく人の波を見ながら感じていた。

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まめに書くことにしよう

2023-06-04 13:54:50 | コラム
まめにブログを書くようにしよう。と、ようやく重い腰を上げたところです。
SNSは楽だ。それに甘えて気持ちをまとめられていない自分を恥じている。

そもそも、競馬や馬のことは、一言で言い表せられるものじゃないのだ。
馬と向き合いながら、いまだに答えを探している。
答えをせかされる世界は生きにくい。
SNSから少しずつ距離を置いて、自分の思いは丁寧に述べつつシンプルに生きたい。

ここ1、2年そんな話を何人かにしてきたのだけど、ほとんどの人に「noteがいいのでは」と言われる。
noteのシステムは私の思いに近いのだけど、必然的にフォロワーに読まさる(北海道弁)のがね。(恥ずかしがり)
原点だし、気づいた人だけに読まれるblogにと思っているけれど、
半年前に「更新終了」と投稿したnoteに戻ろうかなって気持ちも4割くらいある。
気が向いたらだなぁ。

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