ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬や馬文化のコラムと少し写真。

第30回馬の絵作品展

2024-10-12 09:20:31 | コラム
大好きな、馬の絵作品展を見に鹿追町民ホールに行ってきました。
応募された小中学生の全作品がある。子どもたちの描く絵は本当に楽しい。


ここ数年は、独創的で、メルヘンチックな作品が増えたように思う。型にはまらず、想像力や新しい情報を組み込まれていて面白い。
また、以前は「先生が提出に積極的」な学校に偏っていた印象だったが、学校名、地域も幅広くなった。美術を学ぶ生徒が積極的に挑戦しているのかな、と思う。
とはいえ、数がずば抜けているのは栗東の小中学校。帯広も出してくれたらなぁ…と思う。
中学生は、苫前と初山別の生徒たちの表現力が素晴らしい。それは自身の作品でも馬がよく登場する梅原賢伸先生が指導しているからだろうが、どうやってここまで描けるように教えているのか…すごい…
相馬、今治、甲賀と馬の祭りがある地域からもちらほら。

栗東からはゼッケンを付けた競馬もあれば、乗馬(自分が日々乗っているのがわかる絵)も。海外競馬も増えてきたのが時代だなぁ。そして、なんと栗東市の小5がばんえいを書いてくれた!!ばんえいのレースは2作品あって、もう一つも札幌の小5。道新帯広支社長賞でした(笑)
音更の子は、帯広競馬場を列車や車と並べて描いていて、地下競馬場なのかな…想像力が豊かでおもしろい!
中標津の子が瓜幕のたかこを描くなど、場所に限らず好きな馬を描いている。北海道への憧れや、開拓をあらわした馬(トラクターとの対比、ゴールデンカムイぽい)も。そしてオリンピック馬術も3件!
馬を描くときにネックになるのがモデルなのだろうけど、北海道に関してはその場所も増えてきていると絵から感じる。
 
各地にいろいろな馬がいて、いろいろな馬とのかかわり方があることを子どもたちの絵が教えてくれる。幸せそうな馬の表情にうれしくなる。たまに、心の中のすごい光を感じる作品があって、ドキドキする。
 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読み物サイトのまとめについて | トップ | ちくだい馬フォーラム2024 »
最新の画像もっと見る