ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬や馬文化のコラムと少し写真。

エイプリルフール

2017-04-20 21:51:12 | 2017年
ちょっと前の話になりますが、4月1日。
ちょうど土曜日で、担当する道新十勝版「サタデーBANBA」の日だったので、紹介しましたよ。ばんえいスクープ記事を。


トップは「帯広競馬場、世界初の開閉式ドームへ」。
冬は観戦しやすいし、ヒーティングを入れなくてもいい。反対意見も多く…みたいな感じで紹介しました。
写真も、札幌ドームと帯広競馬場の写真で指示したら、本社の方がものすごく上手に合成してくれました。しかも、私が言ってないのにドームの電光掲示板にレースはめ込んでくれてるし(笑)。本当に感動した…

もう一つは、「ばんえい学」を帯広市内の中学校に取り入れる、という記事。
すべての中学校で馬を飼って、3年間で馬の手入れから騎乗までを学び、若手を育てよう! という内容。生徒数が多いところは繁殖牝馬も飼って「命の教育」も(笑)。
これは「実現してほしい!」という感想がありました。他の記者のアイデアなのだけど、私もそう思う!!
実は「ばんえい競馬をオリンピック種目にする会」(番馬幾三会長)のコメントもあったのですが、文字数がオーバーして載せきれなかったのが残念。

ということで、これらはもちろん冗談記事。掲載が近くなるにつれて苦情が殺到したらどうしようかとドキドキしてきたけど、おおむね好意的な感想が多くてほっとしました……。

で、この企画はただのおふざけではないのよ。
ポムレで番組編成の大江さんに取材したとき、「未来の競馬場コンクール」が行われた話になって。
存続したばかりのときは、ファンからも積極的にばんえいについてのアイディアが出た。ああしたほうがいい、ここはこうしたらいいんじゃないか、と。
今は状況も落ち着いてきて、現状を楽しむことが多くなってしまった。または生産性のない文句。
あの時みたいに、またファンがみんなで、ばんえいの将来を想像してみたらどうだろう。と思ったのです。
今年は単独開催10周年。あれから10年、あっという間のようで、思い返せばいろんなことがあった。
知ってる人は思い出して。
知らない人は想像してみて。ばんえいがなくなってしまう、という不安にさらされた日々を。
もっと楽しい競馬場を夢見るのも楽しいかなぁと思うのです。

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