時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

人里離れた山奥に

2010年03月06日 | 
未公開の旅写真から。



せせこましく、忙しく、ギスギスしたり、裏切られたり。

誰かに傷つけられたり、傷つけたり。

群集がとりまき、息苦しく。

言いたいことは呑み込まねばならない。



・・そんな日常の中にいると、ふと、忘れ去られたいと思うことがある。

で、人っけのない場所に身を置き、し~んと静まりかえった風景の中にたたずんでいたくなることがある。

そこでは、誰も自分に干渉しない。

自分も自分以外のものにも人にも干渉しない。

そうしていられる。




でも。


これが長く続くと、いつまでもその心境でいられるだろうか。

いつまでも、そこにいられるだろうか。

あるいは、いつまでそうしていられるか。

いつまで、そこにいられるか。


それは分からない。

便利な暮らしに慣れすぎていると、なおさら。

きっと、やがて寂しさがこだましてくるだろう。

不便さは、きっと甘いものじゃないだろう。




自分の状況に同化して、こらえしょうのなさをもてあますこともなく。

余計なことは考えず。

考えれば考えるほど、身動きとれなくなるから。


例えば、こんな風景の中にいたとしたら。


人里離れた山奥にいたとしたら。

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