中学の頃までの級友たちは、家を知ってる級友は多かった。
普段遊ぶことの多かった級友はもちろん、普段あまり遊んだことがなかった級友の家まで知ってるケースは多かった。
それは、中学くらいまては、級友は割と近所に住んてる子が多かったからで、そのせいもあって普段一緒に遊んでいた子が多かったから。
町の中を級友と歩いていると、「ここはA男の家だよ」「この路地の突き当りはB子の家だよ」などと教えあうこともあり、普段あまり交流のない級友の家を知ることになった。
とはいえ、普段の交流があまりない級友は、結局交流がないまま学校を卒業することになり、その結果、交流もないのに家だけは知ってるという妙な状況。
これなどは、級友たちが近くに住んでたからこそ。
だが、高校にあがると、高校の級友たちは皆それぞれ違う地域や町に住んでおり、決して自分の家の近くに住んてるわけではない。
だから、家を知ってる級友は、普段の付き合いがある人だけになった。
やがてそういう状況に慣れていくと、それが当たり前になる。
これが大学になると、友はそれこそ全国各地から東京に出てきていて、それぞれの実家を知ってるケースは、まれになる。
あ、地方から上京してきて、大学の近くで一人暮らししてる友もけっこういて、その場合は、普段交流のある友の一人暮らししてる部屋たけは知っていた。
だが、実家などは、知りようもない。全国各地から上京してきている友の実家に行く場合、それは半分旅行になるし、相当仲がよくないと中々実現しない。
小学校中学校時代の級友たちの実家のように、普段気軽に予告もなく遊びに行く…などということはない。
そういうのがすっかり当たり前になると、小学校中学校の頃のように、級友たちの多くが同じ町に住んでいで、いつでも気軽に級友たちの家に遊びに行けた状況というのは、ある意味贅沢なことだったのかもしれない…と思うようになった。
先日、夜布団に入り、中々寝付けないことがあり、試しに小学校中学校時代に家を知ってた級友たちの数をざっと数えてみた。
そうしたら、その数は何十人にもなった。
自分でも意外なくらいの数字だった。
私はこんなに多くの級友の家を知ってたのか…そう思うと、正直少し驚いた。
しかも、家を知ってる子は、同じ学年の子だけに限らず、一学年下の子や、一学年上の子の家も知ってるケースもあった。
そういうのもまぜたら、何十人分もの家を知ってることになったというわけだ。
貴方も試しに、小学校や中学校時代の級友で、家を知ってた級友の数を数えてみてほしい。
意外な数字になる方もいらっしゃるのでは?
家に入ったことがないばかりか、普段一緒に遊んだこともないのに、なぜか家だけは知ってた…そんな級友、いなかっただろうか。
あ、でも、親の都合などで、引っ越しや転校が多かった人は、家を知ってる級友の数は少なかったかもしれないね。
私の場合、小学校中学校どちらも家の近所の学校だったし、中学校卒業するまでは、ずっと同じ家に住んでたから…というのも大きかったのだろうとは思う。
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