スマホって、どこまで便利になるのだろう。
どこまで多機能になるのだろう。
今やスマホがあれば、色んなことができる。
通話、メール、ネット、カメラ・・などの機能はもちろんのこと、他にも機能は多数。
なんでも最近はCDすら使ったことがない若者もいるらしい。
これを聞いた時、私はびっくりした。
昔、レコードがCDに取って代わられた時に、レコードに愛着のあった私は少なからず抵抗があった。
やがて仕方なくCDになじんでいったら、今度はダウンロードやサブスクの存在でCDが衰退していっている。
で、今やCDすら使ったことがない人も出てきている。
かつてレコードやカセット、MD,CDをデッキやプレイヤーにかけて音楽は聴いていたものだったが、今やスマホなどで聴く人が多い。
スマホにはアプリなども入れれば、できること・・・更なる機能は増える。
どんどん多機能になっていく。
だからこそ・・・私が危惧するのは、もしもスマホがなくなってしまったら・・・例えば紛失するなりで。
そうなったら、なまじスマホが多機能だったぶんだけ、その人は一気に「できないこと」が多くなることになる。
一気にたくさんのものを失うことになる。
そう考えると、あまりにスマホが多機能になり、それに依存する習慣があることに対するリスクは感じる。
多機能なだけに、紛失してしまったり、使えなくなってしまった場合のことを考えると、怖い。
とはいえ、スマホは今や「あることが前提」となってる状態で世の中がまわっている感がある。
なので今さら無視するわけにはいかない。
だが、スマホで出来る色んな機能を、ある程度スマホ以外にも分散して持っておく必要も感じる。
スマホが多機能になり、スマホでできる機能を代用できる「別の手段」がない状態で、スマホに異存している状態は・・・もしそのスマホがなくなってしまったり、使えない状況になってしまったことを想定すると、正直怖い。
そう考えると、あまりにスマホという1台の機器でなんでもできすぎるのは、どうなのかな・・・などと思ってしまう私は「いかにもオジサン」なのだろうか(笑)。
スマホの多機能に依存する人たちは、そのへんのリスクは普段考えないのかな・・。
もっとも、多機能なスマホは、普段普通に持ち歩くこともできる。
本当に便利。
それはつまり、多数の機能を、日常的にいつも持ち歩いているようなもの。
ある意味、それはスモールライトみたいなものなのかもしれない??
ドラえもんに出てきたスモールライトは、光をあてると何でも小さくできるアイテムで、それこそ色んなものを持ち運びできるような状態にできるものだった。
スマホの中には、スモールライトで小さくした色んなアイテムが入っているようなものかもしれない。
だとするとスマホは、ちょっとした「現代の段階での四次元ポケット」みたいなものなのかもしれない。
だからこそ、その四次元ポケットを紛失してしまった時を想定すると怖い。
だって、ドラえもんの世界の中では、ドラえもんものび太も、四次元ポケットに頼り切っているものね。
まあ、ドラえもんには四次元ポケットのスペアもあったような気がするが。
世の中には携帯を何台も持っている人がいるけど、そういう人は四次元ポケットのスペアを持っているようなものかもしれないね。
拾ったと言うより公共交通機関で座席に忘れたスマホを見つけたのですが。
忘れた人にとっては一大事でしょうから即駅の事務所の届けます。まあなんと言うか情けは人の為ならず的な(笑)
スマホって昭和の漫画の巨匠たちが予想(予測?)出来なかったもののひとつではないでしょうか。
コンピュータ・・・昭和の漫画の中では電子計算機って呼ばれてました。あ、するってえとアトムに搭載されてた電子頭脳はAIかな。
超小型の電子計算機なんてのは漫画にも登場してましたね。カンニングに超便利な鉛筆内蔵型だったり(笑)
掌サイズで、世界のあらゆる情報が入手でき、最新の音楽や映像作品は体験できて、お財布がわりになって、IDカードにもなって、おまけに電話までかけられる(笑)
昭和の子どもから見たら、まさに夢のマシーンですな、スマホ。
そんな人にとっては、そのスマホが駅の事務所とか交番に届けられたら、かなり安堵したと思います。
無事に本人に届いていたら、さぞかし感謝の思いを持ったことでしよう。
スマホの機能は、ホントに増えてますよね。
私など、そのうち使いこなせている機能なんて、きっと1部なんだと思います。
そんなことを考えると、取り残されてる気分になることもあります。
我ながら情けない限りです。
スマホがこんなに多機能なアイテムになるなんで、手塚先生や藤子先生の想像力を凌駕してますよね。
昭和の子供にとっては、万能アイテムでしょうね。
あと、ネットやSNSなども脅威の存在なのではないでしょうか。
実写ではウルトラ警備隊の隊員達が使ってましたが、今ひとつスマートさには欠けていたような。
あれには憧れました。
あれには時計としての機能はあったのかは謎でしたが(笑)。